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AWSエンジニアは副業で稼げる?メリットや案件獲得のポイントを解説

AWSエンジニアは副業で稼げる?メリットや案件獲得のポイントを解説のイメージ

AWSとはAmazonが提供する開発向けのクラウドサービスです。AWSエンジニアは需要が高く、案件数も多いことから副業の需要もあると言えます。案件の内容は、セキュリティ施策、AWSインフラ設計・構築などです。

本記事では、AWSエンジニアとして副業をするメリット・デメリットに加え、単価相場、案件の種類、案件獲得の方法について解説していますので、参考にしてみてください。

AWSエンジニアとして副業する5つのメリット

AWSエンジニアとして働いている方の中には、収入を増やしたいと考えている方もいるでしょう。その場合の選択肢の1つが、AWSエンジニアとして副業をすることです。AWSエンジニアとして副業することには、多くのメリットがあります。

ここからは、AWSエンジニアとして副業することにどのようなメリットがあるのかを紹介しますので、参考にしてみてください。

  • スキルアップに繋がる
  • フリーランスへ転身しやすくなる
  • 休日に在宅で仕事できる
  • 単価が高い案件が多い
  • 案件数が多い

スキルアップに繋がる

AWSエンジニアとして活躍していくためには、スキルアップしていく必要があります。AWSエンジニアとして副業することにより、スキルアップしていけることは大きなメリットでしょう。

AWSエンジニアとして副業すると、本業だけでは関わることのなかった副業先の業務にも関わることになります。本業だけでは得られなかった知識や経験を得ることによりインフラへの理解を深め、ミドルウェアの知識も身につけていけるでしょう。

副業を通してスキルアップして社内での評価を高めたり、転職を考えた際に有利になったりするでしょう。

実際に転職の際に副業の経歴を履歴書に記載して、企業から評価してもらえたという声もあります。

フリーランスへ転身しやすくなる

あらかじめAWSエンジニアとしての副業を行っていれば、自分がどんな案件を担当できるスキルがあるのか、収入がどの程度あるのかを把握でき、フリーランスに転身した後の生活が想像しやすくなるでしょう。

また副業して経験を積んでおくことにより、フリーランスへ転身した後も副業の案件をそのまま続けたり、経験をクライアントにアピールできたりします。

休日に在宅で仕事できる

副業したいとなっても、本業をした後に他に出勤しなければならないような副業では、体力的に辛いものがあります。

AWSエンジニアの副業であれば、在宅でできるような案件が比較的多いため、本業が終わった後に自宅でそのまま副業ができ、精神的にも体力的にも楽でしょう。

また、在宅での仕事であることから土日といった休日の空いた時間に仕事をすることにも向いています。案件の納期には注意しなければなりませんが、休日や本業の仕事の後に自分のペースで仕事ができるため、自由度は高くなります。

単価が高い案件が多い

AWSエンジニアとして副業するなら、どの程度の収入になるのかも気になるところでしょう。少なすぎては副業する意味があまりありません。AWSエンジニアの副業は、単価が高い傾向にあることがメリットだと言えます。

これはAWSのエンジニアにはインフラ技術だけでなく、AWSやクラウドといった専門知識が必要になることが影響しています。

案件数が多い

副業したいと考えても、案件がなければ副業したくてもできません。AWSエンジニアの場合は需要が高く、副業として選べる案件数が多いこともメリットになるでしょう。

これにはAWSのシェア率が高く、多くの企業で使われていることが影響しています。AWS等のクラウドを使う企業が増えたことから、AWSエンジニアの需要が高まっており、企業案件が増えているのです。

またAWSエンジニアの案件には、3日以上の常駐を求めるといった、継続的なものが多いことも特徴です。

AWSエンジニアとして副業する2つのデメリット

AWSエンジニアとして副業するかどうかを決める際には、メリットと共にデメリットについても把握して検討する必要があります。

ここからは、AWSエンジニアとして副業することにはどんなデメリットがあるのか紹介します。

  • 休む時間がなくなる
  • 本業と両立できなくなる可能性が出てくる

休む時間がなくなる

AWSエンジニアの副業は、在宅で行えるものが多くなっています。しかしそれは言い換えれば、家にいる間もずっと仕事をし続けることになり、家で休む時間が少なくなることを意味していることに注意しましょう。

副業をすればするほど、収入を増やすことは可能です。しかし無理をしすぎて体調を崩し、本業に影響を与えるようでは本末転倒でしょう。本業に影響しないように、副業の案件を選ぶ必要があります。

実際に本業とAWSの副業で基本的に休みがないという声があがっています。

本業と両立できなくなる可能性が出てくる

副業を始める前に、本業で副業することが禁じられていないかを確認しておきましょう。もし本業で副業することが禁じられているのに黙ってAWSエンジニアとして副業していることが明らかになった場合、解雇や減給といった処分を受ける可能性があります。

近年では、副業することは社会的に勧められていて認められやすい状況ではありますが、会社によっては就業規則で副業を禁じているところがあります。また副業を認めていても、届出が必要な場合もあるでしょう。

本業を続けられず両立できなくなるような事態を招かないためにも、本業での副業の扱いを調べ、適切に対応する必要があります。

AWS副業案件の単価相場

AWS副業案件では週2日から可能な案件が多くあり、月額単価の相場は約30~50万円が多く見られます。しかし約10~90万円と月額単価の幅が広いため、スキルや経験値によって獲得できる案件単価が変わるでしょう。

単価の高い案件は、マネジメントや上流工程に携わる業務が多いです。一方で、単価が低い案件は、運用などの下流工程が中心になる傾向があります。また、稼働する時間や日数によって単価が変化することもあります。

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AWSエンジニアの年収は高い?他職種との違いや収入アップのポイントを解説

AWS副業案件の種類

ここからは、AWSの副業案件の種類にはどのようなものがあるのかを紹介します。

これらのAWSの案件に対応可能であれば、AWSエンジニアとして副業をきちんとしていけるでしょう。どんな案件があるのか、まずは確認してみてください。

  • セキュリティ施策
  • AWSインフラ設計・構築
  • AWSベースのアプリケーション開発
  • Kubernetes導入

セキュリティ施策

AWSを使う企業は多いですが、AWSのようなクラウドサービスを利用する際には、インターネットを通じてデータをデータセンターに預けます。

AWSを安心して利用するためにも、AWSエンジニアへの案件にはインフラだけでなく、安全に利用するための保守、セキュリティ施策が求められます。

物理的な情報セキュリティ対策や、データのバックアップ体制を整える、OSやアプリケーションの脆弱性への対策など、セキュリティを強化するための取り組みが案件となるでしょう。

AWSインフラ設計・構築

AWSの案件では、新たにAWSを新規で始める企業の業務システムの構築など、AWSインフラの設計や構築といった案件も多くなっています。

設計ではAWSインフラの設計として、DBサーバーやWebサーバー、DevOps基盤やLDAPサーバー、仮想化基盤といった設計が必要です。設計後、AWSを使ったインフラをAWSのクラウド仮想システム上で構築していきます。

AWSを取り入れる業界や業種によって求められることが変わるため、それぞれのニーズに合ったインフラを設計・構築するスキルが必要です。

AWSインフラの保守運用・サポート

AWSエンジニアの副業案件には、構築済みのAWSの運用やサポートに関する仕事も多いです。AWSで構築した環境は、一度作ったとしても、放置できるものではなく、定期的なアップデートや動作の監視が必要になります。

また、AWSは難しい機能も多く、問題が起きた場合の対応を行う場合もあるでしょう。AWSに関する質問に答えることも、サポートの業務内容に含まれます。

運用やサポートの業務をすることで、AWSの知識やスキルも身に付くでしょう。

AWSベースのアプリケーション開発

AWSでアプリを開発することには、運用や管理が楽になることやサーバースペックのコントロールを自動で行ってくれるといったメリットがあります。そのため、AWSエンジニアの案件として、AWSベースのアプリケーション開発の案件は多いでしょう。

アプリケーション開発ではクライアントの要望に合わせて、Webアプリケーションの開発をAWSで行うことになります。このことから、アプリケーション開発の案件を受けるにはAWSの知識だけでなく、アプリケーション開発の知識も必要になるでしょう。

Kubernetes導入

「Kubernetes」とはコンテナオーケストレータのことです。Kubernetesを導入することでアプリケーションのデプロイ、スケーリングなどをコンテナとしてパッケージ化し、管理可能にするものです。

このことにより、アプリケーションを大規模に実行したりシームレスに移行させたり、新機能を追加することが容易になります。

AWSエンジニアのKubernetes導入では、AWSのEC2上でKubernetesを実行することになります。このためAWSエンジニアとしての知識だけでなく、Kubernetesの知識も必要になるでしょう。

AWS副業案件を獲得するために必要なスキル・経験

実際にAWS副業に挑戦しようと考えている人は、案件を獲得するためにどんなスキルや経験が必要なのか知っておきたいところでしょう。

ここからは、AWS副業案件を獲得するために必要なスキルと経験について解説していきます。副業に挑戦したものの、準備不足で案件を獲得できないということがないよう、しっかり確認しておきましょう。

  • クラウドサービスに関する知識
  • AWSに関する知識・スキルと経験
  • サーバーサイドスキルを身につける
  • 上流工程開発の経験を積む
  • AWS認定資格を受検・取得する

クラウドサービスに関する知識

AWSエンジニアとして活躍するならば、クラウドサービスに関する知識を深めておくことが必要でしょう。具体的に知っておきたいクラウドサービスの知識は、クラウドサービスの概要についてやPaaSやIaaS、SaaSについてなどです。

クラウドサービスでPaaSやIaaS、SaaSの定義の違いを押さえておけば、クライアントの要望に合わせて選択することが可能になります。サーバーやOS、ネットワークといったインフラ知識と共に、クラウドサービスに関する知識も得ておきましょう。

AWSに関する知識・スキルと経験

AWSエンジニアとして活躍するのなら、AWSに関する知識は必要不可欠です。しかしAWSには多彩なサービスや機能があるため、その中から主流で使われているものを優先し、知識を得るようにしましょう。

AWSエンジニアの副業案件獲得は、スキルや経験にも左右されます。AWSの一般的なスキルがあるだけでなく特殊なスキルやPMも可能であるということになれば、獲得できる副業案件も多くなるでしょう。

サーバーサイドスキル

AWSエンジニアの案件には、インフラエンジニアとしての案件も多く含まれています。そのため、インフラエンジニアとして必要になるサーバーやミドルウェアに関する知識・スキルも身につけておくことがおすすめです。

サーバー環境の構築のためのスキルや知識、サーバーソフトウェアの中でも普及率の高いオープンソースのApacheについてや、Apacheと並んで人気のあるNginxなどについて知識やスキルを得ておきましょう。

上流工程の開発経験

AWSの案件は設計や開発、運用と幅広くありますが、単価の高い案件を受けるためには上流工程開発の経験が必要になるでしょう。

上流工程開発のために必要なスキルは、ネットワーク・サーバー関連のスキルとドキュメント作成スキルなどです。また、上流工程開発ではクライアントへのヒアリングやチーム間のやり取りのため、コミュニケーション能力も必要になります。

上流工程開発の経験を積むこと、PL経験などを積んでおくことをおすすめします。

AWS認定資格の取得

AWS案件を得る際に、AWS認定資格があると有利になります。客観的に自分のAWSスキルを証明するためにも、AWS認定資格を受験・取得しておくと良いでしょう。

AWS認定資格には多くの種類があり、難易度も低めのものから高めのものまでそろっています。FOUNDATIONALがもっとも難易度が低く、ASSOCIATE→PROFESSIONAL→SPECIALTYの順で難易度が高い試験となっていきますので、自分のスキルに合わせて受験してみましょう。

出典|参照:AWS 認定|Amazon

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AWS認定資格の勉強におすすめ参考書20選!取得メリットや活用法も紹介

AWS副業案件を獲得するには

AWSの案件を獲得する方法はいくつかあります。ここでは、案件を獲得するのにおすすめの方法を3つ紹介します。

すでに副業やフリーランスでAWSの案件を探しているという方でも、ここで紹介している方法で別の案件を探せるようになる可能性があります。ぜひチェックしてみてください。

  • クラウドソーシングを活用する
  • エージェントを利用する
  • 知人などから紹介してもらう

クラウドソーシングを活用する

AWSエンジニアが副業で案件を得るおすすめの方法の1つは、クラウドソーシングを活用することです。

クラウドソーシングサービスの特徴として、案件数、知名度の高いものや、幅広い案件を取り扱っているサービスがおすすめです。

クラウドソーシングサービスを複数登録し、単価や待遇といった条件面から自分の希望に合うものを選んでみましょう。

エージェントを利用する

AWSの高単価な案件を探したい場合は、エージェントを利用することも選択肢になります。

とくに、知名度の高いものや、福利厚生が充実した特徴を持つエージェントが、おすすめのサイトです。

副業の案件なのかフリーランスの案件なのか、待遇面や単価の傾向などに違いがあるため、エージェントを利用する際は2つ以上登録することがおすすめです。

知人などから紹介してもらう

AWSエンジニアとして働いている中でできた知人などから紹介してもらっても良いでしょう。

優秀なAWSエンジニアであれば、知人から案件として募集する前に声を掛けてもらったり、案件としては募集しないような仕事を紹介してもらえたりする可能性があります。そのためにも、AWSの仕事で得た人脈は大切にしておくことをおすすめします。

AWS副業は未経験でもできる?

未経験でもAWS副業をすることは可能ですが、全くの未経験のまま案件を獲得しようと思っても難しいでしょう。

まずは独学やオンラインスクールなどを利用してAWSを学び、インフラに関する基本的な知識や技術も身につけることがおすすめです。

未経験でも可能なAWSエンジニアの求人がないか、求人サイトやエージェントを利用して案件を探してみましょう。

▼関連記事
AWSエンジニアになるには?仕事内容や案件例・将来性についても解説

AWS副業をする際の注意点

AWS副業を行う際には、注意点がいくつかあります。ここからはAWSを使って副業を行う上で、気を付けるべきポイントを3つ紹介します。

副業を始めた後に、本業に影響が出たり、所属している会社や組織とトラブルになったりしないよう確認しましょう。

勤務先が副業可能か確認する

副業を容認する企業も増加傾向にありますが、容認していない会社もまだ多くあるのが現状です。

まず、自分が勤めている会社の就業規則を見て、副業が認められているかどうかを確認しましょう。また、副業の制度がある場合でも、競合に当たる企業での副業については認めていない会社もあります。

業務内容が今の仕事に似ている副業である場合、誤って相互の情報を漏洩してしまう可能性もあります。副業のトラブルが原因で本業に影響を出さないためにも、事前に上司の方に相談することがおすすめです。

副業に充てられる時間を確認する

本業が繁忙期である場合や現在の仕事を優先して行う必要がある場合は、週や月ごとにどれほどの時間を副業に割けるかを事前に考えておきましょう。

労働時間が少ない場合でも、プライベートに多く時間を費やしたいのであれば、副業用に使う時間の確保は難しいでしょう。

また、長時間の労働は健康にも関わる場合があります。空いた時間に副業の仕事を詰め込みすぎると体調を崩す可能性もあるため、自分が休むための時間も残すことが大切です。

各種手続きや申請について確認する

副業は、本業以外のところから収入を得るため、納めるべき税金が増加する場合があります。

本業における税務関係の雑務は、自身が所属する組織や会社が行うケースが多いでしょう。しかし、副業で収入を得た場合、副業分の所得を自ら確定申告する必要が出てくる可能性があります。確定申告が必要かどうかや申請方法などは知っておきましょう。

出典|参照:スマホで確定申告(副業編)|国税庁

AWSで単価を上げるならフリーランスへの転身もおすすめ

AWSの案件は副業でも受けることが可能です。しかし単価を上げたいと考えているのであれば、副業よりはフリーランスとして働く方がより単価の良い案件を多く引き受けられるようになる、といったメリットがあります。

AWSの案件は単価が高めのものが多く、フリーランス案件も多い傾向にあると言われています。そのため、副業で案件を選ぶよりもフリーランスとしてしっかりAWSの案件を受けていった方が、AWSで単価を上げやすくなるでしょう。

MidworksではフリーランスのAWSエンジニアに向けての案件紹介やサポートを行っています。下記のリンクボタンから登録してみてはいかがでしょうか。

この記事の監修者

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Branding Engineer編集部

株式会社Branding Engineerはエンジニアプラットフォームサービスである「Midworks」を運営。株式会社Branding Engineerが属するTWOSTONE&Sonsグループでは、エンジニアプラットフォームサービスにおけるエンジニアの連結登録数は50,000名を越え、連結稼働数も4,500名を、案件数も10,000件を超える。 ※登録数、稼働数、案件数は2024年10月発表時点の実績数値

株式会社Branding Engineerはエンジニアプラットフォームサービスである「Midworks」を運営。株式会社Branding Engineerが属するTWOSTONE&Sonsグループでは、エンジニアプラットフォームサービスにおけるエンジニアの連結登録数は50,000名を越え、連結稼働数も4,500名を、案件数も10,000件を超える。 ※登録数、稼働数、案件数は2024年10月発表時点の実績数値

記載されている内容は2024年09月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2022.11.09
更新日
2024.09.26

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