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Rubyエンジニアとは?年収や未経験からエンジニアになる方法などを解説!

Rubyエンジニアとは?年収や未経験からエンジニアになる方法などを解説!のイメージ

Rubyエンジニアとは、オブジェクト指向のスクリプト言語であるRubyを用いてWebサービスやSNS、APIなどを開発・構築するエンジニアです。

本記事では、Rubyの特徴やRubyエンジニアが携わる仕事内容を始め、Rubyエンジニアのフリーランス案件の求人動向やRubyエンジニアの年収などを詳しく解説していきます。言語としてのRubyやRubyエンジニアについて詳しく知りたい方は必見です。

目次

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  1. Rubyとは?
  2. Rubyの特徴
    1. 文法が分かりやすい
    2. オブジェクト指向型のスクリプト言語
    3. 日本語によるドキュメントや情報が充実している
    4. コミュニティが活発でアップデートが早い
    5. 優秀なフレームワークであるRuby on Railsの存在
  3. Rubyでできること
  4. Rubyエンジニアが携わる仕事の内容
    1. Webサービスの開発
    2. SNSの構築
    3. ECサイトの構築
    4. APIの開発
    5. 機械学習の開発プログラム
  5. Rubyエンジニアが活躍する業界や分野
  6. Rubyエンジニアの年収はどれくらい?
  7. Ruby案件の単価について
    1. Ruby案件の単価相場
    2. 経験年数別の単価目安
  8. Rubyエンジニアとして年収を上げるには?
    1. 上流工程を経験する
    2. 最新知識をすぐ身につける
    3. 他のプログラミング言語を身につける
    4. マネジメントスキルを身につける
  9. 未経験からでもRubyエンジニアになれる?
  10. 未経験でRubyエンジニアになるのに必要なスキル・役に立つスキル
    1. Ruby on Railsを使える能力
    2. ITインフラの知識や構築技術
    3. フロントエンド開発のスキル
  11. Ruby学習方法
  12. Rubyエンジニアのスキルアップやアピールに使える資格「Ruby技術者認定試験」
  13. Rubyエンジニアの求人と年収は?未経験でも大丈夫?
  14. Rubyのフリーランス案件例
  15. Rubyエンジニアの将来性とフリーランスの今後
  16. Rubyエンジニアのことを理解しキャリアアップを目指そう
  17. Midworks おすすめの案件例

Rubyとは?

Rubyとは、日本人のまつもとゆきひろ氏(以下まつもと氏)が開発し、1995年頃に一般公開されたプログラミング言語で、世界でも人気のプログラミング言語です。

その後、Ruby on RailsというWebアプリケーションフレームワークがアメリカでブームとなり、様々なWebアプリケーションがRubyで作られました。そして、日本でもRubyが人気となり、アメリカ同様に様々なWebアプリケーションがRubyによって作られました。

Rubyの特徴

ここでは、日本人が開発した世界的に人気のプログラミング言語であるRubyの特徴を紹介します。Rubyの特徴は大きく5つあります。Rubyがどのような特徴を持つ言語なのか、参考にしてみてください。

文法が分かりやすい

Rubyは文法が分かりやすいので、プログラミング未経験の初学者に向いている言語だと言われています。

簡単なプログラムであれば、初学者がみても英単語の意味からプログラムの意味を理解できることもあります。ライブラリも豊富なため、複雑な機能実装でも簡単に記述することが可能です。

他のプログラミング言語と比較しても、少ない記述でコードを書けてプログラミングできる言語と言えるでしょう。

オブジェクト指向型のスクリプト言語

Rubyはオブジェクト指向型のスクリプト言語です。コードが役割ごとに構成、記述されています。

役割ごとにオブジェクトを分けることでプログラミングしやすく、コードを修正するときもスクリプト言語なのでソースコードを実行するか中間表現に変換するのみなので、確認やコードの追加、削除、修正作業が軽減される等のメリットがあります。

しかし一方で、スクリプト言語はプログラムを実行する際、1行ずつコンパイルを行うため実行スピードが比較的遅く、メモリーの使用効率がよくないというデメリットもあります。

日本語によるドキュメントや情報が充実している

Rubyは日本人のまつもと氏が開発した日本国産のプログラミング言語です。そのため、Rubyの公式Webサイトでは最新バージョンのマニュアルやチュートリアルを日本語で確認することができます。

英語圏が中心のコミュニティを持つ他のプログラミング言語と比較すると、様々なドキュメントや情報を日本語で入手するのは容易でしょう。

コミュニティが活発でアップデートが早い

Rubyは日本で開発されたプログラミング言語ということもあり、RubyのWebサイトに掲載されている公式コミュニティから非公式のものまで、様々なコミュニティが日本各地域にあります。

コミュニティを通してネット上のオンラインまたはオフラインで活発な交流が行われ、プログラミング上のエラーの相談や最新情報をアップデートすることができます。

コミュニティが活発で最新情報を得やすいというのも、Rubyの特徴といえるでしょう。

優秀なフレームワークであるRuby on Railsの存在

Ruby on railsはRubyで作られたフレームワークのなかで、定番の優秀なフレームワークです。Ruby on RailsはModel、View、Controllerから構成されるMVCのソフトウェアデザインを採用しています。

・Model:データベースへのアクセスを始めとする情報のやりとりに関する処理を担当する役割
・View:ブラウザにレスポンスとして返す見た目を作成する役割
・Controller:レスポンスに必要となるデータがあれば、ViewとModelと連携してデータの取得や受け渡しを行う役割

3つの担当の役割を分けることで開発効率を高めることができます。スピードが求められるWebアプリケーションの開発や、アプリケーションの試作品等の作成によく使用されます。

下の記事では、Rubyのフレームワークについて詳細に解説しています。ぜひご覧ください。


▶︎【2023年】Rubyのおすすめフレームワークを徹底解説!

Rubyでできること

Rubyを使ってできることには、主に以下の4つがあります。

・スクレイピングとしての活用
・Webアプリの開発
・スマホアプリの開発
・Webサービス及びサイトの制作

他にもブログの作成やWebAPIの開発、チャットボットの作成など様々なことがRubyを使ってできます。実際にRubyで開発されたサービスの例としては、以下のものが挙げられます。

・hulu(バックエンド側でRuby on railsを使用)
・クックパッド(Ruby on railsのフレームワークを活用)
・Twitter(Rubyを使用)

Rubyは64bitの環境があれば無料でインストールできるので、気軽に始めてみることが可能です。以下の記事で主な特徴5つについて紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。


▶︎Rubyが持つ5つの特徴とは?開発サービス事例もあわせて紹介!

Rubyエンジニアが携わる仕事の内容

Rubyエンジニアはどのような仕事に携わるのでしょうか。ここからは、具体的な仕事内容を5つご紹介していきます。自身のキャリア形成のためにも参考にしてみると良いでしょう。

Webサービスの開発

RubyでWeb開発用フレームワークやライブラリを選び、プロジェクトをセットアップしていく仕事となります。Rubyで有名なフレームワークは、Rails(Ruby on Rails)でしょう。

Railsとは、Rubyで作成されたフレームワークで、Webアプリケーション開発に用いられます。特徴としては、他のフレームワークと比較して、生産性が高くスピード感がある開発が可能になるところです。

実際にMidworksで案件を探してみるとRubyを用いたWebサービスの案件は多々あります。案件の詳細は主に、保守メンテナンスと新規事業の立ち上げの仕事に分類でき、保守の仕事の場合は60万円程が相場でしょう。

また、新規事業の立ち上げになると、その規模に応じて案件の報酬が変わってきます。たとえば、ECショップ運営会社向けSaaSサービスの開発では、100万円程が相場でしょう。

SNSの構築

Rubyを活用して、独自のSNSシステムを構築する仕事となります。Rubyは社内専用SNSや新規サービスとしてSNSを作成する場合にも、用いられる言語です。

また、Midworksでも、Rubyを用いたSNSシステム構築の案件は募集されています。これに関してはバックグラウンドエンジニアの募集が多く、65万円程が相場でしょう。ただし、Ruby以外にもGo言語やPHPなどの知識や技術が必須になりますので、レベルは高いです。

ECサイトの構築

Rubyエンジニアが携わる仕事としてECサイトの構築もあります。Rubyのフレームワークを活用して、高度なECサイトの作成を行う業務です。

ECサイト構築の際は、Railsを利用することが多く、それぞれ適切に組み合わせることもあるため、Ruby以外の言語も扱えるRubyエンジニアはECサイト構築の案件に入りやすくなります。

MidworksでもRubyを用いたECサイトの構築案件の募集がいくつかあります。技術顧問案件などもあり、80万円程の案件があります。

APIの開発

Ruby on RailsやSinatraなどのフレームワークを利用してAPIの開発を行う案件です。API開発には、経験が必要ですが、堅牢で使いやすいRubyのAPIを開発できます。そのため、RubyエンジニアとしてAPIの開発に関わることもあるでしょう。

また、Midworksでも、Rubyを用いたAPI開発案件の募集は多いです。

PHPとRubyを使用し既存システムの改修を行う場合には、70万円前後の案件が多数あります。また、新規開発では、120万円ほどのプロジェクトを進行するために、フリーランスのエンジニアを募集している企業も多く、それに比例して案件数も多い傾向にあります。

機械学習の開発プログラム

機械学習の開発で一般的に用いられるプログラミング言語であるPythonなどと比べると、Rubyの使用率は低く、フレームワークも少ないのが現状ですが、Rubyを使用して機械学習プログラムを開発する案件もあります。

たとえば、Midworksで公開されているRubyを利用した機械学習プログラムの開発案件では、自然言語処理といった研究開発用のプログラムを作成する案件があります。この案件であれば報酬額は70万円前後で案内されていることが多いです。

Rubyエンジニアが活躍する業界や分野

Rubyエンジニアが主に活躍するのはWeb業界です。とくに、オンラインショッピングなどの分野で、Rubyを利用した動画サイト、SNSアプリケーション、及びECサイトの開発が注目を集めています。

ヘルステックやエドテックのような分野でも、Rubyでのアプリケーション開発が進行しており、Rubyエンジニアはこれらの分野でのプロジェクトにも参加しています。

加えて、最近では製造業や農業、物流などの伝統的な業界でも、業務の効率化やデジタル変革の一環としてRubyを使用したシステムの導入が増えてきました。

これに伴い、非IT企業からの依頼も増えており、Rubyエンジニアはさらなるコミュニケーション能力やビジネス理解が求められるようになっています。

また、海外を含む多くの業界でRubyエンジニアへの需要は継続しているため、今後も様々な分野での活躍が期待されるでしょう。

Rubyエンジニアの年収はどれくらい?

ここでは、Rubyエンジニアの平均年収はどれくらいなのか、多言語と比較して紹介します。

今回紹介する言語はRubyを含め、Scala、Python、Kotlin、Swift、Javaの6つの言語です。

Rubyは全体の年収と比較してどれくらいなのか、また他の言語はどれくらいなのか、ぜひ下の表を参考にお確かめください。

言語 年収
Scala 約620万円
Python 約600万円
Kotlin 約580万円
Swift 約560万円
Ruby 約560万円
Java 約550万円

RubyはJavaやSwift、Kotlinの年収と比較するとあまり差はありませんが、ScalaやPythonと比較すると約40万円以上の差があります。この理由として、ScalaやPythonは扱える人材の少なさや需要の高まりにより、年収が高くなっている傾向にあることが挙げられます。

Ruby案件の単価について

Ruby案件の単価は経験年数によって変わってきます。ここでは単価相場、経験年数別の単価目安を解説しています。現在Rubyのフリーランスエンジニアの人や、今後フリーランスになるという予定の人は参考にしてみてください。

Ruby案件の単価相場

フリーランスエンジニア用のWebサイトでRubyの案件検索をしたところ、Rubyの単価相場は約40万〜145万円で、平均単価は約80万円という結果でした。

約80万〜90万円の案件数がRuby全体の案件数の約半分を占めており、このような高額案件に応募するためには少なくとも1年以上のRubyでの開発実務経験が必要とされています。

他の言語と比較しても案件数は少ないわけではなく、開発の実務経験があれば応募できる案件に困ることはないでしょう。

ちなみに、フリーランスエンジニア用のWebサイトでは案件の約9割が東京の案件で、愛知県のような大都市圏を持つ地方でも案件は数えるほどしかありません。

経験年数別の単価目安

ここでは、Rubyの経験年数別の単価目安を紹介します。単価には個人のスキルや経験等も関係し一概には経験年数だけで測れない部分があるので、単価は参考程度にお考えください。

・経験1年未満:約25万~30万円/月
・経験1年:約40万~55万円/月
・経験2年:約50万~65万円/月
・経験3年:約55万~70万円/月
・経験4年:約70万~85万円/月
・経験5年以上:約70万~100万円/月
 (週5常駐案件の相場単価)

このように、経験年数を重ねるごとに相場が上がっていくため、5年以上の実務経験があれば年収1,000万円を目指すことも可能です。

具体的な情報が欲しければ、無料のエンジニアマッチングサイトで面談するのも方法の1つでしょう。Midworksでは電話ヒアリングやキャリア面談を行っているので、以下のサイトからぜひご相談ください。

Rubyエンジニアとして年収を上げるには?

ここでは、Rubyエンジニアとして年収を上げる方法を4つ紹介します。

・上流工程を経験する
・最新知識をすぐ身につける
・他のプログラミング言語を身につける
・マネジメントスキルを身につける

具体的な方法を解説しているので、Rubyエンジニアとして年収を上げたい人はぜひ参考にし、実践してみてください。

上流工程を経験する

上流工程を経験することで年収アップに繋がります。

これはRubyに限らず、多言語でも共通して言えることです。上流工程を経験したということは、それだけ責任のある仕事を任されていたということです。

責任のある仕事を任されていた人材はクライアント側から重宝される傾向にあり、高単価案件の獲得に繋がるといえるでしょう。

年収アップを目指す人は、キャリアとしての上流工程をおすすめします。

最新知識をすぐ身につける

IT業界の成長は目まぐるしく、最新知識を身につけるための日々の学習が必須となります。Rubyの成長とともに最新の知識を身につけることで、案件を獲得しやすくなるでしょう。

多くの案件を獲得できることは必然的に年収アップにも繋がります。IT業界の成長に乗り遅れないためにも、日々の学習を心がけていきましょう。

他のプログラミング言語を身につける

Ruby以外の言語を習得することで、仕事の幅を広げることができます。

また、仕事の幅を広げることで多数の仕事を経験することができ、キャリアアップが可能です。

さらに、Rubyだけでなく多言語を習得することでエンジニアとして広い視野を持つことができ、活躍の場を大いに広げられるでしょう。

数多くの案件をこなした人材は希少性が高いため、高単価案件を獲得することに繋がると言えます。

マネジメントスキルを身につける

フリーランスとして働いていくにはマネジメントスキルも必要になります。

フリーランスは個人での仕事になるため、年収を上げるための案件数を把握したり、案件獲得のためスキルに関するマネジメントも必要になります。

Rubyエンジニアのフリーランスとして年収アップを目指している人は、ぜひマネジメントスキルを習得しましょう。

未経験からでもRubyエンジニアになれる?

Rubyは日本語で情報を得ることができるうえに学習難易度が低めなため、独学でもサイトを作ることができます。

独学で様々なサイトを作成しながら開発経験を積み、それをポートフォリオにすることで案件獲得のチャンスが手に入る可能性があります。

また、Rubyでの開発経験が全くない場合はRubyエンジニアとして案件を獲得するのは難しいですが、多言語での開発経験がある場合はWeb系の開発案件を獲得できる可能性があります。その業務を通してRubyを学んでいくのもよいでしょう。

未経験でRubyエンジニアになるのに必要なスキル・役に立つスキル

未経験からRubyエンジニアになるためには、求められる様々なスキルの習得が必要になります。ここでは、その必要なスキル・技術について解説していきます。エンジニアとしてのキャリア形成の参考にもなるでしょう。

Ruby on Railsを使える能力

未経験からRubyエンジニアになるためには、数多くのスキルが必要ですが、なかでも「Ruby on Rails」の知識とスキルは重要でしょう。

その理由は、Ruby on RailsはRubyのフレームワークとして広く採用され、初心者からプロフェッショナルまで幅広いエンジニアに利用されていることが多いからです。

Ruby on Railsを用いることで、効率的に高品質なWebアプリケーションを開発することが可能になります。とくに、企業向けのカスタムWebアプリケーションやシステムの需要が高まるなか、Ruby on Railsのスキルは市場価値が非常に高いといえるのです。

たとえば、Ruby on Railsの知識を身につけることで、以下のことを実現できます。

・短期間でのアプリケーション開発
・大規模なWebアプリケーションの構築とメンテナンス
・共通の設計原則を利用した効率的なコーディング

Ruby on Railsを使用するための基本的なスキルとしては、以下の能力が求められます。

・Rubyの基本的な理解
・RailsフレームワークのコンセプトやMVCパターンの理解
・データベース操作の知識
・ビューテンプレートを用いてHTML/CSSとの連携
・ルーティングとコントローラの設定

これらのスキルを身につけることで、Rubyエンジニアとしての基礎を築くことができます。もちろん、上記の基本的なスキルに加えて、セキュリティやテストの知識も重要ですが、初めは上記5つの能力に焦点を当てるとよいでしょう。

ITインフラの知識や構築技術

Ruby on Railsを活用してWebアプリケーション開発などをするためには、ITインフラの知識も必須です。ITインフラの知識がなければ、データベースの設定と運用、Webアプリケーションができません。

また、ITインフラを構築する技術があることで、開発をよりスムーズに進められます。

フロントエンド開発のスキル

フロントエンドの開発技術がなければ、WebアプリケーションやサイトなどのUIやUXを構築できません。開発したものを誰かに使ってもらうためには、ユーザー目線で、デザインを考え、ユーザビリティを向上させなければならないためです。

逆に、フロントエンドの開発スキルがないと使い勝手の悪いアプリになり、開発したものが利用されなくなってしまうことが予想されるでしょう。

具体的に必要となる開発スキルとしては、下記のようなものが挙げられます。

・HTML/CSS:Webページの基本構造を作り静的な挙動を制御できることを指します。
・JavaScript:Webページに動的な挙動を持たせて制御できることを指します。

これらの開発スキルがあると、フロントエンドエンジニアとしても活躍していくことができるでしょう。

Ruby学習方法

Rubyを習得するには、以下の手順で学習を進めると効率よく学べるでしょう。

1.Web開発で使用する言語を学習する(JavaScript・HTML・CSSなど)
2.Rubyの基礎を学習する
3.Ruby on Railsを学習する
4.Webサービスやアプリを開発する

学習方法には書籍や学習サイト、動画など様々あるため、自分に合ったものを選んで学習しましょう。以下の記事でそれぞれの学習方法について詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。


▶︎Rubyを勉強するおすすめの方法とは?独学するときの注意点もあわせて解説

Rubyエンジニアのスキルアップやアピールに使える資格「Ruby技術者認定試験」

Rubyに関する知識や技術を指し示す指標の1つに、Ruby技術者認定試験があります。

これは、Rubyベースのシステムを設計・開発・運用するエンジニアや、Rubyでシステム提案をするコンサルタント、Rubyを教える講師及び学ぶ学生を対象とした認定試験です。

この試験に合格できれば、高い水準でRubyによるシステム開発する能力を持っていることを認定してもらえます。

この試験には、二つの認定区分が用意されています。

・【Ruby Association Certified Ruby Programmer Silver version 3:】
こちらは、Rubyの文法知識やRubyのクラス、オブジェクトと標準ライブラリの知識について基礎的な技術レベルを持つことを認定します。

・【Ruby Association Certified Ruby Programmer Gold version 3:】
Silverで求められた範囲を超えて、さらに深堀したライブラリの知識・アプリケーション設計に必要となるクラスや、オブジェクトに関する知識を追加しています。

もしも、Rubyでエンジニアを目指しているのであれば自分の実力を示す1つの印になります。また、玄人の方でも挑戦してみれば新しい発見や学びがありますので、挑戦してみると新たな成長に繋がるでしょう。

Rubyエンジニアの求人と年収は?未経験でも大丈夫?

現在、某フリーランス案件サイトで公開されているRubyエンジニアの案件・求人数は約8,200件です。

また、エンジニア全体での案件・求人数は約330,500件となっており、Rubyエンジニアは全体の約2%を占めていることがわかります。

この結果から、Rubyエンジニアのフリーランスとしてのニーズは一定数存在していると言えます。

Rubyのフリーランス案件例

Rubyエンジニアのフリーランス案件には大きく分けて、フルコミット案件とリモート・在宅案件があります。

フルコミット案件の場合は月に140時間~180時間と稼働時間が長いため、副業ではなくスキルを活かしてしっかり稼ぎたい人におすすめです。

リモート・在宅案件の場合は好きな場所で働けるというメリットがあるので、時間が確保できれば副業でも可能でしょう。

Rubyエンジニアの将来性とフリーランスの今後

先程の某フリーランス案件サイトでの案件・求人数をみてわかるとおり、現在Rubyのフリーランスエンジニアのニーズは一定数あることがわかります。

しかし、最近ではRubyから多言語へ乗り換える企業が一定数存在し、長期的には安泰とは言い難いのも確かです。

さらに某転職サイトによると、2018年度まで増加傾向にあったRubyエンジニアのフリーランスでの求人は2019年度では減少傾向にあると言います。

つまり、今後フリーランスエンジニアとして活躍していくにはRubyだけではなく、他のプログラミング言語も習得していくことが大切と言えるでしょう。


▶︎将来のための勉強法はこちら!

Rubyエンジニアのことを理解しキャリアアップを目指そう

本記事では、Rubyのフリーランスエンジニアとして年収を上げる方法や今後の将来性について解説しました。

現時点では、Rubyのフリーランスエンジニアとしての案件・求人数も一定のニーズがあり、多言語の習得や上流工程の経験など、キャリアップによって年収を上げることが可能であるとも理解していただけたでしょう。

しかし近年、Rubyから多言語へ乗り換える企業が出てきたりと、将来的にはRubyのニーズが減少していくことが考えられます。これらを踏まえると、Rubyのフリーランスエンジニアとして活躍するとともに日々の学習は不可欠です。

IT業界は変化の激しい分野です。今後もフリーランスエンジニアとして活躍していくためには、日々の学習を心がけていきましょう。

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この記事の監修者

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Branding Engineer編集部

Branding Engineerは、フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービスである「Midworks」中心としたエンジニアプラットフォーム事業、総合WEBマーケティングソリューションサービス「Digital Arrow Partners」を中心としたマーケティングプラットフォーム事業を運営。

Branding Engineerは、フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービスである「Midworks」中心としたエンジニアプラットフォーム事業、総合WEBマーケティングソリューションサービス「Digital Arrow Partners」を中心としたマーケティングプラットフォーム事業を運営。

記載されている内容は2024年09月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2022.06.13
更新日
2024.09.16

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