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【職種一覧あり】フリーランスの仕事とは?独立時に必要な手続きや準備を解説

【職種一覧あり】フリーランスの仕事とは?独立時に必要な手続きや準備を解説のイメージ

フリーランスの仕事は、ITエンジニア系、マーケティング系、コンサルタント系、クリエイティブ系などに分けることができ、具体的には、インフラエンジニア、Webマーケター、経営コンサルタント、Webデザイナーなどの職種があります。

本記事では、フリーランスに向いている職種を27種紹介し、フリーランスの働き方やフリーランスになるために事前に準備しておくもの、必要な手続きなどについて解説しています。フリーランスという働き方を検討している人は是非参考にしてみてください。

フリーランスとはこんな働き方

フリーランスとは、会社や組織と雇用契約を結ばず、個人として働いている人を指す言葉です。フリーランスは開業届の提出の有無に関わらず、個人で仕事をするという働き方を重視した呼び方だといえます。

フリーランスは会社などの組織に所属せずに個人で仕事を請け負う働き方であるため、会社員のような社会保障制度を利用することはできません。また、納税面でも自分自身で確定申告を行い、納税する必要があります。

出典|参照:所得税の確定申告|国税庁

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フリーランスが増加した背景

フリーランスとして働く人は、あらゆる調査結果から見ても近年増加傾向にあることが分かります。増加している背景として、以下のような点が挙げられます。

  • 価値観の変化
  • IT人材の不足
  • フリーランス向けサービスの充実
  • 企業による副業の解禁
  • 多様な働き方への変化
  • DX化などによるIT系職種の需要の増加
  • デジタル技術の進化

さまざまな要因によってフリーランスという働き方の魅力や需要が増したことで、フリーランス人口の増加にも繋がったといえるでしょう。

また、フリーランスになるメリットとしては以下のような点が挙げられます。

  • 充実感が得られる
  • 実力に見合った報酬が得られる
  • 長期間働くことができる

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フリーランスの年収・収入事情とは?

最近、増加傾向にあるフリーランスですが、収入が保障されていない点は、デメリットになりうるポイントで、不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここでは、フリーランスの年収について解説していきます。

中小企業庁の発表したデータによると、手取り年収で、100万円未満が23.1%、100万円~300万円が36.8%、300万円~500万円が22.7%、500万円以上が17.4%という結果(2015年)でした。職種や仕事内容、働き方が多様化しているので、年収にもばらつきがあるようです。

この結果から、国税庁による調査では、日本の平均年収は461万円とされている中で、フリーランスの約20%が平均を超えているといえます。

年収をあげるには、自分がどれだけの時間をかけることで、どれだけ稼ぐことができるのかを把握し、目指す年収から逆算することが望ましいです。もちろん効率よく働くことができれば、年収以上の価値を生むこともでき、また、別の業務に取り組むこともできるため、業務の効率を上げることも1つの手だと言えるでしょう。

1人では年収を上げることが難しい場合は、エージェントを利用してみるという方法もあります。エージェントは自分の適性やスキルに合った案件を紹介してくれるため、営業活動が苦手な方におすすめです。

出典|参照:小規模事業者の多様な側面│中小企業庁

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【一覧】フリーランスの仕事27選

まずはフリーランスの仕事にはどのようなものがあるのか、代表的な仕事を4つのカテゴリに分けて紹介していきます。

フリーランスを目指すにあたって、自分にはどんな仕事がフリーランスでできるのか確認してみましょう。

【9選】ITエンジニア系フリーランスの仕事

フリーランスとして活動できる仕事にはさまざまな種類があります。在宅で働けるフリーランスを目指すのであれば、パソコンや通信環境があれば場所を問わずに仕事ができるITエンジニア系の仕事はおすすめです。

ITエンジニア系の案件は単価も高い傾向があるため、フリーランスとしても活動しやすいでしょう。ここでは、ITエンジニア系のフリーランスの仕事を紹介します。

  • Web系エンジニア
  • Webコーダー
  • インフラエンジニア
  • ゲームエンジニア
  • システムエンジニア(SE)
  • データアナリスト
  • プログラマー
  • フロントエンドエンジニア
  • 組み込みエンジニア

Web系エンジニア

Web系エンジニアはWebサービスやWebアプリケーションなどの設計、開発に携わるエンジニアです。オンライン上で利用できるさまざまなWebサービスを担うエンジニアであるため、Web系エンジニアにはネットワーク周りの知識やセキュリティ対策の知識が必要になります。

また、クライアントのニーズを満たすWebサービスを開発するためには、マーケティングの知識なども必要になるでしょう。

Webコーダー

WebコーダーはHTMLやCSSなどの言語を使い、Webデザイナーが作成したデザインに沿ってWebサイトをコーディングしていくことが仕事です。この作業を経ることで、実際にインターネット上でWebサイトを見ることができるようになります。

フリーランス向けの案件にもWebサイトのコーディング案件は多いため、クラウドソーシングなどを利用して案件を獲得することが可能でしょう。

ただし、Webサイトのコーディング案件は単価が低いものが多いため、フリーランスとしてキャリアアップしたい人はディレクターやエンジニアなどを目指しましょう。

インフラエンジニア

インフラエンジニアは、システムを動かすために必須なサーバーやデータベース、ネットワークなどのITインフラの設計、構築、保守運用などを担うエンジニアです。

上記のようにインフラにもさまざまな種類があるため、担当する領域によって「サーバーエンジニア」や「ネットワークエンジニア」などと呼ばれることもあります。

インフラエンジニアはシステム基盤に関わる仕事であるため、常駐案件がメインです。また、管理や保守案件の場合はプロジェクトも長期になりやすいという特徴があります。

ゲームエンジニア

ゲームエンジニアは、さまざまなゲームの開発に携わるエンジニアです。

家庭用ゲームやPCゲームなど、開発するゲームによって使用する言語や知識、技術が大きく異なります。また、場合によってはゲーム設計から保守運用までの全てを任されるケースもあるでしょう。

フリーランス向けには仕様書通りに動くようにゲーム開発する案件や、動きが仕様通りか確認するデバッガーのような案件もあります。

システムエンジニア(SE)

システムエンジニア(SE)は、システム開発における上流工程を担当するエンジニアです。主に「要件定義」「基本設計」「詳細設計」「テスト」などの工程を担うため、常駐案件がメインとなります。

案件の単価としては60万円〜90万円程が目安となるため、プログラマーなどのエンジニア職よりも高い年収を獲得しやすいでしょう。

システムエンジニアとして実績を積み、マネジメントスキルやコミュニケーションスキルなどを磨くことで、より高単価のマネジメント案件にも参画できるようになる可能性があります。

データアナリスト

データアナリストは、データの収集、分析を行うことで企業の課題解決を行う仕事です。近年では多くの企業がデータの利活用を進めているため、データアナリストやデータサイエンティストなどの仕事の需要が高まっています。

データアナリストの場合、あらかじめ目標が決まっているケースが多いため、データサイエンティストよりも業務領域は狭鋳傾向があります。

フリーランスのデータアナリストを目指す場合は、数学の知識や機械学習に用いられるフレームワークの知識、プログラミングスキルなどを身につける必要があるでしょう。

プログラマー

プログラマーはシステム開発において、システムエンジニアが作成した仕様書をもとにプログラムを作るエンジニアです。プログラマーはシステムエンジニアのように幅広い業務に携わるというわけではないため、需要の高い言語に特化してスキルアップしていくことも可能です。

プログラマーはプログラミングを行うことが仕事であるため、リモートワークで仕事をしやすいのもポイントです。

フロントエンドエンジニア

フロントエンドエンジニアは、Webサイトのユーザーが直接目にする部分の開発を行うエンジニアです。Webデザイナーが制作したデザインに合わせてHTMLやCSS、JavaScript、PHPなどを使って実装していきます。

Webコーダーと似た職種ですが、デザインに沿って忠実にコーディングしていくコーダーと比較すると、フロントエンドエンジニアはデザインの一部などを担うケースも多いです。また、扱う言語も多くなるため、Webコーダーの上位職だといえるでしょう。

組み込みエンジニア

組み込みエンジニアとは、家電や工業製品などを実際に動かすための組み込みソフトウェアを開発するエンジニアです。組み込みエンジニアが開発に携わる製品は、スマートフォンやゲーム機、カーナビ、工業用ロボットなどさまざまな種類があります。

家電の組み込みソフトウェア開発などを行う場合、人々が日常的に使用する製品の開発に携わることができるためやりがいを感じやすいでしょう。

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【3選】マーケティング系フリーランスの仕事

フリーランスの仕事にはマーケティング系の仕事もあります。マーケティング系の仕事を行う場合、SEOに関する知識やライティングなどのスキルが必要とされるでしょう。

ここでは、マーケティング系のフリーランスの仕事を紹介していきます。

  • Webマーケター
  • Webライター
  • ブロガー・アフィリエイター

Webマーケター

WebマーケターはWebディレクションやWeb広告の運用、SEO対策などのマーケティング業務を行う仕事です。フリーランスのWebマーケターといっても、案件によって仕事内容はさまざまです。

また、Webマーケターに求められるスキルとしては、マーケティングチームを動かしていくマネジメント力やデータ分析力などが挙げられるでしょう。基本はリモートワークになりますが、定期的にクライアント先に出向き、成果や今後の施策について共有する必要があります。

Webライター

WebライターはWebメディアなどの記事を執筆する仕事です。Webライターの仕事は執筆、入稿作業ともにWeb上で完結するため、パソコンとインターネット環境があれば場所を問わずに働けます。

また、ライティング案件はクラウドソーシングにも多く掲載されているため、案件獲得は難しくありません。ただし、単価は安い傾向があるため、Webライターとしてしっかり収入を得るためには特定の分野の専門性を高めたり、SEOの知識を身につけたりすることが大切です。

ブロガー・アフィリエイター

ブロガー・アフィリエイターは、ブログを運営してアフィリエイト収入で利益を得る仕事です。ブログの記事を書くことが仕事となるため、ブロガーやアフィリエイターの場合は働く場所や時間などに縛りはありません。

ただし、ブロガーやアフィリエイターの仕事で月5万円以上稼いでいる人は全体のほんのわずかです。アフィリエイト収入だけで生活することは難しいため、ブログ運営を行うのであれば本業と組み合わせて行うのがおすすめです。

【11選】クリエイティブ系フリーランスの仕事

クリエイティブ系の仕事の中にも、フリーランスとして活躍できる仕事は多いです。Webデザイナーやイラストレーターなどクリエイティブ系の仕事も、パソコンやインターネット環境があれば仕事を行えます。

ここでは、クリエイティブ系のフリーランスの仕事を紹介していきます。

  • Webデザイナー
  • イラストレーター
  • インスタグラマー
  • カメラマン
  • グラフィックデザイナー
  • コピーライター
  • TikToker
  • YouTuber
  • ライバー
  • 音楽家
  • 動画編集者

Webデザイナー

Webデザイナーは、WebサービスやWebサイトの企画設計やデザインを行う仕事です。案件によっても異なりますが、一般的にはWebデザイナーがデザインを作成し、Web系エンジニアなどが実際にサイトを構築するという流れになります。

フリーランスのWebデザイナーを目指す場合、デザインスキルだけでなくクライアントの希望を具現化するためのヒアリングスキルやコミュニケーションスキルも必要になります。一般的にはデザイン会社などで経験を積み、独立するという流れになるでしょう。

イラストレーター

イラストレーターは、イラストを制作する仕事です。イラストレーターの案件には、紙媒体やゲームキャラクター、企業のロゴなどさまざまなシーンで用いられるイラストの作成案件があります。

イラストレーターとして働く場合、PhotoshopやIllustratorなどを扱うスキルが必要になるでしょう。しかし、イラストレーター案件は単価の安いクラウドソーシングで募集されるケースも多いため、しっかり収入を得るには案件を見極める必要があります。

インスタグラマー

インスタグラマーは、Instagramを使って収入を得る仕事です。Instagramを使い綺麗な写真を撮って商品の紹介を行ったり、PR商品の購入を促すような投稿を行ったりすることが仕事です。

インスタグラマーは多くのフォロワーを保有している人ほど影響力が高くなるため、利益を得やすくなります。インスタグラマーとして収入を得るためには、まずはフォロワーを増やすためのSNS運用を行う必要があります。

カメラマン

カメラマンの場合、写真館などから独立するよりもアマチュアからフリーランスになるケースが多い仕事です。

カメラマンが活躍するジャンルとしては報道やスポーツ、芸術などさまざまなジャンルがあるため、自分の得意分野を決めると良いでしょう。

近年ではInstagramなどのSNSを活用して自身の写真を発信し、集客を行っているフリーランスのカメラマンも多いです。写真館などから独立するケースでは、働いていた頃の人脈を活かして仕事を請け負う事が多いでしょう。

グラフィックデザイナー

グラフィックデザイナーは、広告やパンフレットなどの媒体に掲載するビジュアルデザインを行う仕事です。グラフィックデザイナーの場合、ディレクターやフォトグラファーなどとチームで仕事をするケースが多いです。

グラフィックデザイナーはプロジェクトチームにおいて、デザインの考案やレイアウト、編集といったさまざまな業務を行います。グラフィックデザイナーとして経験を積んでいくことにより、企業のブランディングにも関われる可能性があるでしょう。

コピーライター

コピーライターは、商品やサービスのキャッチコピーを考える仕事です。商品やサービスの特徴をとらえたキャッチコピーを考案し、宣伝に活かせるようにすることが仕事です。

コピーライターには、キャッチコピーを見た人がその商品を購入したいという気持ちになるような表現力が求められます。

TikToker

TikTokerは、TikTokで動画を配信して収入を得る仕事です。TikTokも近年人気の出ている動画配信サービスで、YouTubeと違って動画のフォーマットが決まっています。

TikTokでは短い動画を撮影するだけ利用できるため、誰でも気軽に動画を配信できます。TikTok自体にはYouTubeのような収益化の仕組みはありませんが、インフルエンサーなどがYouTube、Instagramなどと共に活用しています。

YouTuber

YouTuberは、YouTubeに動画を投稿して収入を得る仕事です。YouTuberが投稿する動画には、ゲーム実況や商品紹介などさまざまな分野があります。

人気のYouTuberであれば、広告収入の他、スーパーチャットや企業案件で収入を得ることもできるでしょう。YouTuberの場合も、動画を作成して投稿することが主な作業となるため、時間や場所に縛られずに活動できます。

ただしYouTuberとしてまとまった収入を得られている人は、全体のほんの一握りだといえるでしょう。

ライバー

ライバーとは、ライブ配信を行うことで収入を得る仕事です。ライバーの配信内容もさまざまですが、歌を歌う、視聴者からの質問に答えるといった内容で再生回数を増やすことにより、収入を上げることができます。

近年では気軽にライブ配信を行えるさまざまなサービスが登場しているため、YouTuberのように費用をかけたコンテンツを用意しなくてもライバーとして活動できるようになっています。

しかし再生回数を稼ぐためには視聴者に人気の出るコンテンツを作る必要があるため、ライバーでまとまった収入を得るのは難しいといえるでしょう。

音楽家

音楽家とは、自身で音楽を作ったり演奏を行ったりする仕事です。音楽家は音楽に関するサービスを提供する仕事を指すため、音楽家の仕事としては、楽器演奏者やアーティストへの楽曲提供、指揮者などさまざまなものがあります。

音楽家として活動している人のほとんどはフリーランスです。フリーランスの音楽家としている人の中には、効果音や楽曲などの提供を行っている人も多いです。

動画編集者

動画編集者とは、動画の編集を行う仕事です。企業が使用するプロモーション動画や結婚式の動画など、動画編集の需要はさまざまなシーンに存在しています。

近年では企業がYouTubeチャンネルを立ち上げるケースも多いため、YouTube用の動画編集を依頼されるケースも多いです。動画編集者もリモートワークメインで活動できる仕事の一つです。

動画編集だけでなく、企画などの上流工程からプロジェクトに携われるようになれば、高収入を得ることもできるでしょう。

【4選】コンサルタント系フリーランスの仕事

クライアントの意向を聞き、要望や課題解決のための提案やお手伝いをするコンサルタントの仕事も、フリーランスとして活躍できます。

ここでは、コンサルタント系のフリーランスの仕事を紹介していきます。

  • 経営コンサルタント
  • キャリアカウンセラー
  • インテリアコーディネーター
  • ファイナンシャルプランナー

経営コンサルタント

経営コンサルタントとは、クライアントの経営課題を分析・調査して明らかにし、専門的な視点から課題解決を提案する仕事です。経営コンサルタントはクライアントと一丸となって問題に取り組むため、課題解決の際には大きな達成感を得られるでしょう。

また、さまざまな業界のクライアントを担当できるため、幅広い知識やスキルを身につけることができます。逆にいうと、自分の得意な分野を選んで自身のスキルを活かし活躍することも可能です。

キャリアカウンセラー

キャリアカウンセラーは、相談者と対話しながらその人にとって望ましいキャリアの提案や、仕事を通したよりよい生き方のアドバイスをします。

日本では高い料金を払ってキャリア相談することがまだ一般的ではないため、フリーランスのキャリアカウンセラーとして選んでもらうためには多くの実績が重要でしょう。

また、キャリアコンサルタントは国家資格のため、キャリアコンサルタントと名乗るためには資格取得の必要があります。

出典|参照:国家資格 キャリアコンサルタント試験 |特定非営利活動法人 日本キャリア開発協会

インテリアコーディネーター

インテリアコーディネーターはクライアントの要望を聞きながら、快適な住空間の提案や家具のレイアウト、カラーコーディネートなどを行います。

フリーランスとして活躍するためには専門知識や技術を身につけ、実績を重ねることが重要でしょう。インテリアに関する知識があることを証明できるインテリアコーディネーターやカラーコーディネーターの資格があるため、取得しておくのがおすすめです。

ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナーとはさまざまなお金のエキスパートで、依頼者の人生の夢や目標を達成させるために資金計画などのサポートを行う仕事です。そのため、金融・税に関すること・不動産や住宅ローン・各種保険・教育資金・年金などのお金に関する幅広い知識が必要です。

ファイナンシャルプランナーは多くの設備が必要としないため、フリーランスとして独立しやすいでしょう。しかし、仕事を獲得するためには国家資格であるFP技能士や、CFP資格・AFP資格などを取得しておくことが重要になります。

出典|参照:FP技能検定とは|日本FP協会

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フリーランスと個人事業主は違う?

個人事業主もフリーランス同様、企業などと雇用関係を持たない働き方のため、その違いが分からないという人もいるしょう。しかし、フリーランスと個人事業主には違いがあります。

前述の通り、フリーランスは個人で仕事をするという働き方を重視した呼び方ですが、個人事業主は法人を設立せず税務署に開業届を出して個人事業を営んでいる人のことをいいます。そのため、税務署に開業届を出したか出していないかの違いが両者の違いになるのです。

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フリーランスの働き方とは?特徴6つとメリット5つを解説

フリーランスになる前に準備しておくもの

フリーランスは自分で独立しようと思えばいつでもできますが、何の準備もなしにいきなりフリーランスとして仕事をしようとしては上手くいかないでしょう。

失敗しないためにも、フリーランスになる前に準備しておくべきことを紹介します。これからフリーランスになろうとしている方はぜひ参考にしてみてください。

  • 自分のスキルを磨いておく
  • 人脈を構築する
  • クレジットカードを作っておく
  • ネット環境の整備

自分のスキルを磨いておく

フリーランスとして働く場合、スキルや実績がとても重要です。

自身のスキルや実績がなければ獲得できる案件が少なくなったり、低単価の案件しか獲得できなかったりするため、フリーランスとして稼ぐのは難しいでしょう。また、案件を獲得するためにはコミュニケーションスキルなども必要です。

しっかりとフリーランスに必要なスキルを磨いた上で転向するのがおすすめです。

人脈を構築する

フリーランスとして収入を得ていくためには、情報に敏感であることも重要なポイントです。効率的に情報収集を行うためにも、積極的に人と交流して人脈を広げましょう。

人脈を広げる方法としては、後述するセミナーや勉強会などに出席する方法があります。フリーランス仲間との人脈ができれば、情報を収集しやすくなるだけでなく、悩み相談やモチベーション維持などもしやすくなるでしょう。

クレジットカードを作っておく

会社員の場合、収入が安定していることからクレジットカードやローンの審査にも比較的通りやすいです。しかし、フリーランスの場合は収入が不安定であるため、クレジットカードやローンの審査が厳しくなることが多いでしょう。

特にフリーランスとして独立したばかりの頃は審査に通りにくくなるため、会社員である間にこれらの手続きを済ませておくのがおすすめです。

ネット環境の整備

フリーランスが仕事をする上で、ネット環境を整備しておくことも重要です。

案件探しから獲得、契約、業務、クライアントとのやり取りなど、ネットを使用せず仕事を行うことは不可能ともいえます。そのため、あらかじめ業務に必要なネット環境の整備はしておきましょう。

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フリーランスになる際に必要な手続き

これまで会社員として勤めていた人がフリーランスになる場合、開業届の提出や保険、年金の切り替えなど、さまざまな手続きを行う必要があります。

将来的に独立を検討しているのであれば、どのような手続きが必要なのか把握しておく必要があるでしょう。ここではフリーランスに必要な手続きについて紹介していきます。

  • 開業届・青色申告承認申請を準備
  • 健康保険・年金の切り替え
  • 開業報告

開業届・青色申告承認申請を準備

フリーランスに必要な手続きとして、まずは開業届と青色申告承認申請の準備が必要です。フリーランスとして活動して収入を得るのであれば、納税地の税務署に開業届を出して個人事業主になる必要があります。

また、確定申告の際に節税効果が高い青色申告を行うためには、青色申告承認申請を提出する必要があります。青色申告承認申請書は開業してから2ヵ月以内に提出する必要があるため、開業届と一緒に提出しましょう。

2カ月を過ぎてしまうと、開業した年では青色申告ができなくなるため注意が必要です。

出典|参照:[手続名]個人事業の開業届出・廃業届出等手続|国税庁

出典|参照:No.2070 青色申告制度|国税庁

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フリーランスの開業届の書き方!提出するメリットやポイントも紹介

健康保険・年金の切り替え

会社員として働く場合は会社の健康保険、厚生年金に加入します。しかしフリーランスになる場合、いずれも被保険者資格から外れます。そのため、フリーランスになるための手続きとして、健康保険と年金の切り替えを行いましょう。

健康保険は「国民健康保険へ切り替える」、「会社の健康保険を任意継続する」などの選択肢があります。また、年金も国民年金に加入する必要があるため、住んでいる市区町村の役場で手続きを行いましょう。

出典|参照:N国民年金に加入するための手続き|日本年金機構

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開業報告

ここまでの準備を終えたら、納税地の税務署に開業届(個人事業の開業・廃業等届出書)を提出して開業報告を行いましょう。開業届を出すことにより、税務当局に開業したことを報告することになります。

開業報告は開業してから一カ月以内に提出することが好ましいですが、一カ月を過ぎたからといって提出できなくなるわけではありません。開業届は税務署で入手する方法の他、国税庁のホームページからダウンロードすることもできます。

出典|参照:[手続名]個人事業の開業届出・廃業届出等手続|国税庁

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フリーランスになる上での注意点

フリーランスは会社員のように組織に属さず、個人で仕事を行います。そのため、フリーランスとして働くことにはいくつか注意しなければいけないポイントがあるといえるでしょう。

ここでは最後にフリーランスになる上での注意点を紹介していきます。

  • 収入が安定しないこともある
  • クレジットカード・ローンが利用できないこともある
  • 自ら営業を行い案件を獲得しなければならない
  • 経理・納税・保険関係を全て自分で行う必要がある
  • 自己管理を徹底することが求められる

収入が安定しないこともある

会社員の場合、毎月決まった金額の給料を得ることができます。しかしフリーランスの場合、こなした仕事の単価や数によって得られる報酬額が変わるため、収入が不安定になりがちです。

特にフリーランスとして独立して間もない頃は、収入も安定しにくいでしょう。安定して仕事が獲得できない間は、アルバイトなどと組み合わせて働くのもおすすめです。

クレジットカード・ローンが利用できないこともある

前述の通り、フリーランスは収入が安定していないということから、クレジットカードが作れなかったりローンが利用できなかったりします。

そのため、クレジットカードの作成や住宅ローンなどを組む予定がある人は、会社員の内に済ませておきましょう。

自ら営業を行い案件を獲得しなければならない

会社員の場合、営業担当者などが獲得してきた仕事をこなしていれば、安定的に収入を得られます。しかしフリーランスの場合は、まずは営業活動を行って案件を獲得する必要があります。

フリーランスは獲得できた案件が直接収入に繋がるため、営業活動は必須です。フリーランスエージェントやクラウドソーシングなどを利用する方法もありますが、クライアントとのやり取りは発生するため、ある程度の営業活動は必要になるでしょう。

経理・納税・保険関係を全て自分で行う必要がある

会社員として勤めている場合、経理や納税などは担当部署や会社が代行してくれます。しかしフリーランスの場合は自分自身で確定申告を行う必要があるため、普段の経理なども自分で行う必要があります。

特に節税効果の高い青色申告を行うためには複式簿記で帳簿を付ける必要があるため、ある程度知識を身につけなければいけません。このような雑務が苦手な人にとっては、手間がかかる作業だといえるでしょう。

出典|参照:[手続名]個人事業の開業届出・廃業届出等手続|国税庁

自己管理を徹底することが求められる

フリーランスは会社員のように出社時間や仕事をする時間、場所などが決まっていないため、会社員よりも自由度の高い働き方ができます。また、どのような案件をどれくらい受注するかも自分自身の裁量で決められます。

しかし全て自分でスケジュールを管理する必要があるため、自己管理を徹底する必要があるでしょう。自己管理が甘いと、仕事をしすぎて体調を崩したり、仕事とプライベートが曖昧になってしまったりする可能性もあります。

スキルや技術を活かしてフリーランスへ一歩踏み出しましょう

フリーランスとして活動できる仕事には、ITエンジニア系やクリエイティブ系などさまざまあります。

ぜひ本記事で紹介したフリーランスの仕事や、フリーランスの仕事を行う上での注意点などを参考に、自身のスキルや技術を活かしてフリーランスを目指してみてはいかがでしょうか。

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Branding Engineer編集部

Branding Engineerは、フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービスである「Midworks」中心としたエンジニアプラットフォーム事業、総合WEBマーケティングソリューションサービス「Digital Arrow Partners」を中心としたマーケティングプラットフォーム事業を運営。

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記載されている内容は2024年05月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2019.03.29
更新日
2024.05.16

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