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基本情報技術者試験のおすすめな参考書は?勉強方法もご紹介

基本情報技術者試験のおすすめな参考書は?勉強方法もご紹介のイメージ

基本情報技術者試験に向けた参考書は数多く出版されており、試験対策を行うには参考書が必須となります。しかし、参考書が多すぎてどれを選べばいいかわからなかったり、勉強方法について気になったりする方も多いでしょう。今回は、基本情報技術者試験に合格するためのおすすめな参考書や勉強方法についてご紹介します。基本情報技術者試験を受験する予定がある方、興味がある方はぜひお役立てください。

基本情報技術者試験の参考書を選ぶ際のポイント

一言で参考書と言ってもさまざまな特徴があります。ここでは自分にあった参考書を選んでいくために必要なポイントを3つご紹介します。自分に合わない参考書を選んでしまうとお金だけでなく、時間も無駄にする可能性があるため注意が必要です。参考書は合格するための必須アイテムといっても過言ではありません。しっかりと自分にあった特徴を確認し、勉強しやすい参考書を選びましょう。

参考書の特徴を確認する

最初に重要なことは、参考書の特徴を把握することです。とくに初学者の方は、イラストが少なく文字ばかりの参考書は避けたほうがよいでしょう。文章ばかりの参考書だとモチベーションの低下にも繋がる可能性があり、理解するのにも多くの時間を費やしてしまうでしょう。反対にイラストが多かったり、短くわかりやすい説明になっていたりするなど、解説が具体的で理解しやすい参考書を選びましょう。

内容が最新であるか確認する

参考書の内容が最新版であることも非常に重要です。古い内容だった場合、最新の制度に対応していなかったり、古い用語のまま覚えることになったりするためかえって合格から遠ざかってしまいます。また、最新の参考書は日々わかりやすい内容に更新されているものが多い傾向にあります。効率的に学習するためにも、最新版の参考書を確認しましょう。

口コミやレビューを確認する

参考書を選ぶ際には、口コミやレビューを確認することも大切です。参考書の長所については多くの紹介文で強調されていますが、短所については書かれていないことが多いでしょう。短所も確認することで、自分が思っていた参考書と違ったなどの問題が起こることを事前に防げます。しかし、口コミやレビューはあくまで個人の感想です。そればかりに重点を置くのではなく、あくまで参考の一つにする程度にしましょう。

基本情報技術者試験のおすすめな参考書5選

基本情報技術者試験に向けたおすすめな参考書を5冊ご紹介します。今回紹介する参考書は、初学者の方にもわかりやすい内容です。この参考書があれば、初学者の方でも独学での学習に取り掛かりやすいでしょう。初学者の多くの方は、さまざまな種類の参考書を多く買ってしまいがちですが、書いてある内容自体はそこまで大差はありません。ここで自分にあった特徴の参考書を確認しましょう。

1.イメージ&クレバー栢木先生の基本情報技術者教室

1つ目にご紹介する参考書は、栢木厚氏が著作している「イメージ&クレバー栢木厚先生の基本情報技術者教室」です。この参考書は豊富なイラストやわかりやすい例え話、図解が多く書かれており、ITの知識がない初学者の方でもわかりやすい内容です。また、最新の過去問を含んだ問題も200問以上と多く収録されています。それだけでなく栢木厚氏はITパスポートと基本情報技術者の2つで講師の経験があります。IT関連の知識や経験が豊富な柏木厚氏による解説で理解を深められることが、この参考書最大の魅力でしょう。

2.キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 令和03年

きたみりゅうじ氏著作の「キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 令和03年」は、すべての解説にイラストを使用しているため、初学者でも取り組みやすい内容です。文章だけではわかりにくい部分もイラストがあることで読み解きやすいため、とくに文章を読むことが苦手な方におすすめです。また、過去問にも取り組めるため実践力を付けることもできます。

3.かんたん合格 基本情報技術者教科書

「かんたん合格 基本情報技術者教科書」は、なかでも全くの知識がない方向けの参考書です。基本情報技術者試験は、難しい用語や内容が多いため、理解するのに時間がかかるケースがほとんどです。この参考書では、問題の解き方のプロセスを一から丁寧に解説しているため基礎の基礎から学べます。IT業界に関して未経験の方は、一度検討してみてはいかがでしょうか。

4.徹底攻略 基本情報技術者教科書

「徹底攻略 基本情報技術者教科書」は、基本情報技術者試験に合格するために必要な内容がしっかりとまとめられています。徹底的に対策したい方におすすめな参考書です。また、この参考書は一度購入すれば、参考書のPDFファイルを無料で受け取れます。そのため、学習するときに参考書を持ち歩いたり、場所を選んだりする必要がないことも大きなメリットです。

5.情報処理教科書 出るとこだけ! 基本情報技術者 テキスト&問題集

「情報処理教科書 出るとこだけ! 基本情報技術者 テキスト&問題集」は、勉強時間がない初学者向けの参考書です。端的でわかりやすい内容であるため、効率的に学習できます。午前試験の頻出問題がよくまとめられており、ピンポイントで学習できるでしょう。しかし、午後試験である情報数学の問題が少ないため、別途参考書が必要になる場合があります。

基本情報技術者試験の勉強法

基本情報技術者試験は、ITスキル全般的な基礎知識だけでなく、応用問題にも対応しなければ合格できない高難易度の試験です。
スクールに通うか独学で対策を行うかによって勉強方法も大きく変わりますが、今回は初学者の方が独学で行う場合の勉強方法をご紹介します。基本情報技術者試験を受けることを考えている方、すでに試験に向けて勉強中の方も参考にしてみてはいかがでしょうか。

初学者が基本情報技術者資格を取得するための勉強方法

初学者の方が基本情報技術者試験の対策を行う場合は、基礎知識の定着から始めなければなりません。自分にあった参考書やテキストを購入し、土台となる基礎知識をきちんと身に付けましょう。基礎知識を身に付けたあとは、過去問を解き実践力を高めます。実際に、例年似た問題が出題されることが多い傾向があります。しかし、2020年度の試験からいくつか変更があり、変更後の過去問は公開されていないため注意が必要です。

苦手な分野を見つける

基本情報技術者試験の午前試験は、出題範囲が広く苦手な分野が多ければ合格するのは難しいでしょう。とくに午前試験は全80問出題されるため、苦手な分野を早めに確認することをおすすめします。確認したあとは、苦手な分野を集中的に参考書やテキストで勉強をし、克服できているか確認するために過去問を解きましょう。これを繰り返していくことで苦手分野の解消に繋がります。苦手な分野を潰すためには反復演習が効果的です。地道な努力に励みましょう。

基本情報技術者試験に合格する確率

基本情報技術者試験の合格率については、2021年頃を境に20%前半から40%まで跳ね上がっています。それまでの合格率はどの年も20%ほどとなっていました。合格率が大幅に上がった一番の大きな要因は、午前試験と午後試験を別日に受験できるようになったことが挙げられます。実際、過去には受験申込者数が約10万人であったものの、受験者数は約7万人にまで減少していることもありました。試験勉強時間が足りなかったために、申し込んだものの受験を諦めた人が多くいたためと考えられます。午前試験と午後試験を別日に分けることで、勉強時間に余裕が生まれ受験者数・合格者数ともに増加したようです。

基本情報技術者試験に合格するメリット

基本情報技術者試験に合格すると、大きなメリットが多く挙げられます。IT業界で活躍していきたい方や、キャリアアップを考えている方にも役に立つため確認するのがよいでしょう。また、基本情報技術者試験は世間的にも認知されている国家試験であり、企業からの評価も非常に高いことでも知られています。そのため基本情報技術者試験を受験することをおすすめします。

就職や転職がしやすくなる

基本情報技術者試験は、リクルートの調査によると企業の人気資格ランキングで毎年10位以内に入っているほど大きな人気を誇っています。それに伴い、基本情報技術者資格保持者の求人数も非常に多くあります。IT関連の職種で就職活動や転職活動を考えている方は、基本情報技術者試験を受けることから始めるのもいいでしょう。合格できれば、就職・転職活動をうまく進めていくための武器になります。IT業界未経験者の方でも、資格があるだけで企業からの認識も変わる可能性があるため一度基本情報技術者試験の受験を検討することをおすすめします。

資格手当の対象になる

基本情報技術者試験に合格すると、IT人材として基礎知識や技能を有していると認められるため資格手当を受けられる可能性があります。合格した際の資格手当は5,000円〜20,000円が相場です。自分が所属している企業や、就職・転職を考えている企業からどのくらいの手当金が支給されるのか、事前に確認するのがよいでしょう。

上位資格につながる

基本情報技術者試験の上位資格として、応用情報技術者試験やネットワークスペシャリストといった高難易度の資格があります。これらの上位資格を取得できれば企業からの評価も上がり、さらなるキャリアアップや就職・転職活動に有利になるでしょう。まずは基本情報技術者試験に合格し、そのあと上位資格を狙うといった段階的に受験することをおすすめします。とくにIT人材として業界で活躍したい方にとって、これらの資格を持っていることは大きなメリットになるでしょう。

基本情報技術者試験に合格するために自分にあった参考書の選定や対策を行おう

今回は、基礎情報技術者試験の合格に向けたおすすめな参考書や勉強方法、その他のメリットなどについてご紹介してきました。基礎情報技術者試験に合格できれば、次の上位資格の受験に移行しやすくなるだけでなく、キャリアアップや転職活動などにも大変有利になります。全く未経験者の方でも勉強に取り組みやすい参考書も多くあるため、実際に手に取り確認してみるのがいいでしょう。また合格した方も、どのくらい自分が資格手当を受けられるか確認することをおすすめします。この記事をきっかけに基礎情報技術者試験を目指してみてはいかがでしょうか。

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この記事の監修者

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Branding Engineer編集部

株式会社Branding Engineerはエンジニアプラットフォームサービスである「Midworks」を運営。株式会社Branding Engineerが属するTWOSTONE&Sonsグループでは、エンジニアプラットフォームサービスにおけるエンジニアの連結登録数は50,000名を越え、連結稼働数も4,500名を、案件数も10,000件を超える。 ※登録数、稼働数、案件数は2024年10月発表時点の実績数値

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記載されている内容は2024年11月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2022.09.28
更新日
2024.11.08

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