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応用情報技術者試験の難易度は高い!合格するための方法を解説

応用情報技術者試験の難易度は高い!合格するための方法を解説のイメージ

応用情報技術者試験の合格率は例年20%前後と難易度が高い試験です。合格を目指すには、基礎を徹底的に理解し、過去問を解くなどの対策が求められ、500時間以上の学習が必要になるでしょう。難易度が高い一方、資格を取得できれば、就職・転職で有利になります。

応用情報技術者試験の概要やおすすめの参考書をご紹介していますので、参考にしてみてください。

応用情報技術者試験とは?

そもそも応用情報技術者試験とは、どのような試験なのでしょうか?合格するためには、まず試験の概要について理解しておくべきです。そこで、ここでは以下の項目について解説します。

この項を読めば、応用情報技術者試験の概要をざっくりと理解できるでしょう。

  • 応用情報技術者試験の出題範囲
  • 応用情報技術者試験の試験日程
  • 応用情報技術者試験を受けるメリット

応用情報技術者試験の出題範囲

応用情報技術者試験の出題範囲は、以下のとおりです。

【午前試験】
<テクノロジ系>
・基礎理論
・アルゴリズムとプログラミング
・コンピュータ構成要素
・システム構成要素
・ソフトウェア
・ハードウェア
・ヒューマンインターフェイス
・マルチメディア
・データベース
・ネットワーク
・セキュリティ
・システム開発技術
・ソフトウェア開発管理技術

<マネジメント系>
・プロジェクトマネジメント
・サービスマネジメント
・システム監査

<ストラテジ系>
・システム戦略
・システム企画
・経営戦略マネジメント
・技術戦略マネジメント
・ビジネスインダストリ
・企業活動
・法務

【午後試験】
・経営戦略に関すること
・情報戦略に関すること
・戦略立案・コンサルティングの技法に関すること
・システムアーキテクチャに関すること
・IT サービスマネジメントに関すること
・プジェクトマネジメントに関すること
・データベースに関すること
・組込みシステム開発に関すること
・情報システム開発に関すること
・プログラミングに関すること
・情報セキュリティに関すること
・システム監査に関すること

応用情報技術者試験の試験日程

応用情報技術者試験の試験日程は、毎年春と秋に年2回開催されます。だいたい試験日の3か月前から申し込み可能です。

試験会場については自宅から近い会場を選択できるのが嬉しいポイントでしょう。申し込み方法はネットか郵送かを選べます。ネット環境がなくても受けられるのも魅力のひとつです。

応用情報技術者試験に合格するメリット

応用情報技術者試験の合格者は、合格者は一種試験合格者とほぼ同じ評価を得られる点がメリットです。また、ネットワークスペシャリスト試験やITストラテジスト試験などの試験の一部が免除されます。

さらに、進学や就職に有利なうえに、資格手当・報奨金の対象資格である場合もあります。

難易度の高い応用情報技術者試験に合格するためには?

応用情報技術者試験の難易度はやや高いです。ここでは、そんな応用情報技術者試験に合格するために、以下の項目について説明します。

応用情報技術者試験に合格したい人は、ぜひ本項を参考にしてください。

  • 応用情報技術者試験の難易度は高い!
  • 応用情報技術者試験に合格するための勉強方法
  • 応用情報技術者試験に合格するための学習時間

応用情報技術者試験の難易度は高い!

応用情報技術者試験の合格率は、だいたい18~26%とかなり低いです。そのため、難易度の高い試験だと言えるでしょう。

午前試験・午後試験の両方で60%以上得点すると合格できます。特に、午後問題が難しく不合格となる人もいるようです。合格するためには、午前問題・午後問題ともにしっかりと対策をする必要があるでしょう。

応用情報技術者試験に合格するための勉強方法

応用情報技術者試験に合格するための勉強方法は、基礎を理解したらとにかくたくさん過去問を解くことです。いくら内容を理解していても、問題演習をおろそかにしていては合格は難しいでしょう。

過去問はネット上に公開されていますが、参考書に掲載されている解説を活用しながら解き進めるのがおすすめです。間違えてしまった問題は日を改めて再度解きなおすと定着しやすいでしょう。

応用情報技術者試験に合格するための学習時間

応用情報技術者試験に合格するためには、500時間以上の学習時間が必要だと言われています。1日2時間勉強をする場合、8ヶ月~9ヶ月は学習をする必要があります。1日1時間しか学習時間を確保できない人は、1年以上時間がかかるでしょう。

ただし、すでにIT関係の知識や実務経験がある人は、500時間よりも短い学習時間で合格できます。

応用情報技術者試験におすすめの参考書

応用情報技術者試験に合格するためには、以下の3つの参考書がおすすめです。

他の資格試験にも言えることですが、参考書選びはとても重要です。ぜひ、上記の3つの中から自分に合うものを選んで勉強を進めてください。

  • 2022 応用情報技術者 午後問題の重点対策
  • 令和04年【春期】【秋期】 応用情報技術者 合格教本
  • キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者 令和04年

2022 応用情報技術者 午後問題の重点対策

応用情報技術者試験の午後問題を重点的に対策できる参考書です。分厚い作りとなっているため「難しいのでは?」と感じる人もいますが、詳しく丁寧な解説が載っているため、不安な人でも理解を深めやすいでしょう。

「応用情報技術者試験の午後対策といえば重点対策!」といった具合に多くの受験者から支持をうけている参考書なので、非常におすすめです。

令和04年【春期】【秋期】 応用情報技術者 合格教本

「いちばん詳しく、わかりやすい、何でも調べられる教科書」と謳っている本です。実際に、過去問を分析して出題頻度の高い分野を網羅的に扱っているため、わかりやすいうえに調べるのにも適しています。巻末のサンプル問題や専用アプリを利用すれば、問題演習をたくさんできるのも嬉しいポイントです。

出題範囲を網羅的に、かつ体系的に理解したい人に特におすすめできる参考書でしょう。

キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者 令和04年

すべての解説にイラストが盛り込まれているため、とにかく分かりやすい一冊です。「IT系の分野に苦手意識があるけど応用情報技術者試験には合格したい!」と考えている人にうってつけでしょう。

応用情報技術者試験の範囲をざっと網羅するのにぴったりな本なので、最初の1冊として使えます。過去問の解説も掲載されているため、実際に問題演習もできるでしょう。

応用情報技術者試験に合格するためのポイント

応用情報技術者試験を受けるからには、絶対に合格したいものですよね。応用情報技術者試験に合格するためには、以下のポイントを抑える必要があります。ポイントを踏まえて、効率的に対策を行っていきましょう。

  • 基本情報技術者試験から受ける
  • 勉強方法や利用する参考書などを入念に調べる
  • 効率的に合格するためにあらかじめ計画を立てる

基本情報技術者試験から受ける

応用情報技術者試験を受ける前に、基礎資格である基本情報技術者試験を受けるのがおすすめです。とくに、ITの知識を有していない人がいきなり応用情報技術者試験を受けるのは、かなり難しいでしょう。

基本情報技術者試験を受けるのは一見遠回りのようですが、長い目で見ると効率が良いと言えます。ぜひ、基本情報技術者試験の受験も検討してみてくださいね。

勉強方法や利用する参考書などを入念に調べる

応用情報技術者試験に限らず、資格試験を受ける際にはリサーチが大切です。合格するためにはどのような勉強方法をとるべきなのか、どの参考書を使えば良いか、といったことを事前に調べておきましょう。

リサーチが不足していると、せっかく費やした勉強時間が無駄になりかねません。ぜひ、本記事の内容も参考にしてくださいね。

効率的に合格するためにあらかじめ計画を立てる

効率的に応用情報技術者試験に合格するためには、あらかじめ計画を立てることが欠かせません。出題範囲が広いため、いつまでにどの分野を終わらせるか決めておきましょう。

ただし、勉強を進めているなかで計画通りに進まないこともあります。その際は、柔軟に計画を変更して対応しましょう。設定した計画をもとに学習を進めれば、合格できる可能性が高まるため、ぜひ実践してみてください。

応用情報技術者試験に関するよくある質問

ここでは、応用情報技術者試験に関するよくある質問と回答を紹介します。具体的には、以下の3つです。

あらかじめよくある質問と回答を知っておけば、いざというときに焦らずに済むでしょう。

  • 実務経験がない人でも合格は可能ですか?
  • 申し込み方法・期間・料金を教えてください
  • プログラミングの知識がないと合格できませんか?

実務経験がない人でも合格は可能ですか?

応用情報技術者試験は、実務経験がない人でも合格できる試験だと言えます。なぜなら、開発者だけでなくサービスを利用する人にも向けた視覚となっているからです。

実際に、合格した人のなかには学生も含まれています。ただし、実務経験のある人の方が理解しやすいのも事実です。実務経験がない人は、より多くの時間を費やして対策をする必要があるでしょう。

申し込み方法・期間・料金を教えてください

応用情報技術者試験の申し込み方法は、インターネットからの申し込みか郵送による申し込みか、好きな方を選べます。

また、申し込み期間は応用情報技術者試験の申し込み期間は、試験の3ヶ月前からの1ヶ月間とされている場合が多いです。料金は約7,500円です。比較的安いため、気軽に申し込めるのが嬉しいポイントです。

プログラミングの知識がないと合格できませんか?

プログラミングの知識がある方が、有利ですが、なくても合格可能です。午後の試験でプログラミングに関する問題が出題されることもありますが、他の問題を選択することもできるため、プログラミング知識は必須ではないと言えます。

このことから、プログラミングの知識が一切ない人でも応用情報技術者試験の合格は狙えるため、ぜひチャレンジしてみてください。

難易度の高い応用情報技術者試験に合格するためには事前対策が重要!

応用情報技術者試験は、やや難易度の高い試験です。そのため、合格するためには対策が重要となります。まずは、応用情報技術者試験の概要について正しく理解したうえで、対策を行っていきましょう。

具体的には、基本情報技術者試験から受けること・適切な参考書を用意すること・事前に計画を立てることなどが合格するための対策として挙げられます。

応用情報技術者試験に合格したい人は、ぜひ本記事の内容を参考にして対策を立てたうえで試験に臨んでくださいね。

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この記事の監修者

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Branding Engineer編集部

Branding Engineerは、フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービスである「Midworks」中心としたエンジニアプラットフォーム事業、総合WEBマーケティングソリューションサービス「Digital Arrow Partners」を中心としたマーケティングプラットフォーム事業を運営。

Branding Engineerは、フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービスである「Midworks」中心としたエンジニアプラットフォーム事業、総合WEBマーケティングソリューションサービス「Digital Arrow Partners」を中心としたマーケティングプラットフォーム事業を運営。

記載されている内容は2024年05月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2022.09.28
更新日
2024.05.22

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