最終更新日時:2019年10月25日

インフラエンジニアの魅力とは?|平均年収・仕事内容・案件事情

インフラエンジニアとは、その名の通りインフラを作るエンジニアのことを言います。本記事では、インフラエンジニアの仕事における3つのフェーズ、及び平均年収、役に立つ資格、キャリアパス、おすすめの本、必要なスキルなどについて説明します。

【PR】フリーランスでも正社員並の保証を




ミッドワークスなら、フリーランスでも正社員並みの保証が受けられます。

マージンは業界トップクラスの実質10%~15%、クライアントからの単価も公開されているので自分の価値がはっきり分かります。

給与保証制度も存在するので、フリーランスの特有の心配事はいっさいありません。

リモート案件も多く存在するので、まずは話を聞いてみましょう。
インフラエンジニアの魅力とは?|平均年収・仕事内容・案件事情

インフラエンジニアとは

インフラエンジニアとは、インフラストラクチャー(インフラ)を構築・運用するエンジニアを指します。

インフラエンジニアは、あまり目立つ職種ではありませんが、ITインフラを運用するために必要不可欠な職種です。こちらでは、IT業界におけるインフラエンジニアについて説明します。

ITサービスを正しく運用し続けるために必要な職業

インフラとは、もともと電気や水道などのライフラインや道路や鉄道など、生活において欠かせない資源や人、物などの流通の基盤のことです。

ITサービスにおいては、インフラはサーバやPCといったハードウェアと、OSやDBサーバなどのミドルウェアを含むソフトウェアによって成り立っています。
これらが正常に稼働しなければ、ITサービスを運用することはできずシステムに支障をきたすのです。そこで、これらITインフラを設計・構築し、正しく運用できるように整備しているのがインフラエンジニアです。

インフラエンジニアは、ITインフラ環境を常に最適な状態に維持し、土台を固める仕事を担う職種といえます。いわゆる縁の下の力持ちのような存在で、表立って目立つことはありませんが、サーバや環境やネットワーク環境を構築し、円滑に運用するために重要な役割です。

また、顧客が要望するシステムについてしっかりと応える設計を行うなど、ニーズに合ったITインフラ環境を整えることも求められます。

サーバエンジニアやネットワークエンジニアとの違いは?

ITエンジニアの中で、サーバエンジニアやネットワークエンジニアと呼ばれる職種も存在します。これらとインフラエンジニアは並べて語られることも多く、それぞれの違いについて明確な違いがわからないといったこともあるでしょう。

では、これらの職種にはどのような違いがあるのでしょうか。

サーバエンジニアとは?

サーバエンジニアとは、サーバ構築を専門に行うエンジニアを指します。サーバはネットワーク構築に欠かすことができず、webサイトの閲覧やメールの送受信などの身近な動作は、ユーザーのリクエストを受けてデータを返送するものです。また、データ返送のためのプログラムやデータ保管もサーバが行います。

サーバエンジニアは、これら数々のサーバを構築・運用するもので、多種多様な広がりを見せるインターネットの活用は、サーバエンジニアの仕事の賜物です。
また、他のエンジニアと比べると、特に物理サーバについて配線などの物理的作業をするのも特徴です。

さらに、サーバを運用させるためにOSやアプリケーションの知識も必要とされています。
詳細は、下記の記事を参照してください。

ネットワークエンジニアとは?

ネットワークエンジニアは、ネットワークシステム全般において構築・運用などを行う仕事です。

ネットワーク構築に必要なサーバを管理するのがサーバエンジニアなら、それによって構築されたネットワーク環境を常に最適化するのが、ネットワークエンジニアです。システムが正常に運用できるように監視することも必要です。

ネットワークエンジニアにおいても、回線の配置といった物理的知識や製品知識、技術が求められます。その他、OSはもちろんサーバ、PCなどの端末といった知識も備えておかなければ、適切なネットワークの管理を行うことが難しくなります。

もしネットワークに障害が起こった場合、多様な知識を駆使しなければ原因を突き止めることができません。下記のリンク先で詳しい内容を解説しています。

それぞれと明確な違いはない

インフラエンジニアは、サーバやOSなどの基盤について構築・運用する仕事です。サーバエンジニアはサーバ専門のエンジニアでありながら、OSなどのソフトウェアの知識を備えている必要があります。ネットワークエンジニアは、サーバやOSの知識を駆使してネットワークを構築するのです。

つまり、これらの仕事に明確な違いはないといえます。場合によっては、インフラエンジニアはサーバエンジニアとネットワークエンジニアの総称として用いられることもあります。

インフラエンジニアの業務自体は企業によっても異なることがある

インフラエンジニアとひとくちに言っても、企業の規模などによってその業務は多少異なる場合があります。たとえば、大手IT企業の場合はシステム開発の主幹であり、システムの方向性の決定から設計といったマネジメントを請け負います。

インフラエンジニアの仕事は、設計をもとに構築、運用までが含まれますが、これらの仕事は中小IT企業の下請け企業に任されることがほとんどです。

中小企業の中でも、比較的大きな規模を持つ会社では設計から携わることがありますが、小規模の企業になると主な仕事は運用のみとなるケースも見られます。つまり、それぞれの企業でインフラエンジニアの業務を分担して行っているのです。

また、一般企業におけるインフラエンジニアは、社内のネットワークシステムの運用・管理が主な業務です。

インフラエンジニアの仕事

インフラエンジニアの仕事は、主に設計・構築・運用の3つに分けられます。これらの段階を踏み、ITインフラの基盤を作ってネットワークを正常に機能させるのです。インフラエンジニアの3つの仕事についてそれぞれ解説します。

インフラ設計

サーバ環境やネットワーク環境といったインフラ作るのがインフラエンジニアの仕事と言いましたが、インフラには必ず目的があります。目的はクライアントによって様々です。目的をクリアするためにどのような機能や性能が必要になるのかを把握し、具体的な要件としてまとめていかなければなりません。これを要件定義と言います。

当然ですがクライアントにはITに精通していないクライアントもたくさんいるので、漠然とした目的であってもきちんとした要件に落とし込む必要がありますし、そのためにはクライアントとコミュニケーションをしっかりととって適切にヒアリングをする必要があります。

そして要件が定まったら、予算、インフラ機器のスペック、スケジュールを決定し、設計書の作成に取り掛かります。インフラ構築は、趣味で作る場合もあるかもしれませんが、たいてい大規模なプロジェクトとなることが多いので、誰が見ても分かりやすく情報がシンプルにまとまった設計書が必要とされます。

インフラ構築

設計書が出来上がったら構築作業に入ります。必要な機器やソフトウェアの発注をし、それらの機器がすべて到着したら機器の搬入や組み立てを行い、ソフトウェアのインストールと設定をします。そしてプラットフォームの構築が完了するのを待ってインフラが要件通りに動くのかどうか確かめ、動作・負荷テストを行います。

ポイントは負荷に強く、整備しやすいインフラに仕上げることです。現場では結構な人数での作業になるので作業効率を上げるためにも設計書の存在が重要なのは言うまでもありません。

インフラ運用

インフラの構築が終わりましたが、これで終わりにはなりません。インフラに求められるのは安定して稼働することです。そのため、どんな時間帯であっても使えなくなることがないようにインフラ運用業務を行わなければなりません。インフラエンジニアにとって最も重要な仕事がこの運用業務と言えるでしょう。このインフラ運用業務は3つに分類されます。

トラブルシューティング

インフラに不具合が生じた場合はインフラエンジニアが早急に原因をつきとめ、障害対応をしなければなりません。ただインフラに不具合が生じる原因は2つあります。インフラ起因の障害とインフラ起因ではない障害です。

インフラ起因ではない障害の多くはプログラムのバグといった原因で起こるので、インフラエンジニアが対応する必要はありません。インフラエンジニアはその不具合がインフラの問題なのかどうかをまず判断する必要があるということです。

障害対応

インフラに不具合が生じ、それがインフラ起因の障害と判明した場合はインフラエンジニアの出番となります。その原因の多くは、ハードウェアの故障、急激なアクセス数の増加、アクセス権限の設定ミスで引き起こされますので、それをつきとめてインフラを復旧する必要があります。当然ですが、迅速で適切な対応が出来るかどうかがインフラエンジニアの腕の見せ所です。

キャパシティ管理

これは、インフラ設計時に予測していたキャパシティと実際にインフラを稼働してからのそれの間にズレが生じたときに行う業務です。キャパシティが足りなければインフラリソースを増強し、余っていれば縮小します。使用環境に合った設定にすることが安定稼働への第一歩です。

インフラには24時間365日、安定して稼働することが求められます。そのため、インフラエンジニアは常にネットワークを監視し、いざという時にはすぐに対応できるようにしておかなくてはなりません。大企業ではインフラエンジニアがいくつかのチームに分かれ、日勤・夜勤で交代しながら運用業務を行っています。それだけインフラは重要なものということです。

インフラエンジニアの平均年収

ここからは、サーバエンジニア、ネットワークエンジニア含むインフラエンジニアの平均年収について解説します。
2019年現在のマイナビAGENTのデータによると、サーバエンジニアの平均年収は465万円で、IT業界の中では標準とされています。またネットワークエンジニアの平均年収は、同じくマイナビAGENTのデータによると455万円で、IT業界では多少低めとなっています。

ちなみに、20代と30代での差異を見るとサーバエンジニアは100万円弱のアップとなっており、着実な年収のアップ率です。一方ネットワークエンジニアでは170万円近くアップしており、全体の平均年収が低いのは20代のスタート時点での年収が低いためと考えられます。

ただし、前述のようにサーバエンジニアとネットワークエンジニアの線引きは明確にはなく、兼任するケースも多いです。そのため、上記のデータの中間を取って460万円程度が平均年収と見ることもできるでしょう。

またFind jobでも同様に2019年の毎月更新データを見ると、8月時点でインフラエンジニア全体の平均年収は456万円となっています。これらを考え合わせると、インフラエンジニアの平均年収は458万円程度と考えることができます。

マイナビAGENTとFind jobは、あくまでインターネット上に公開されたデータをもとに集計しているため、一概にこの限りではないかもしれませんが、参考にするといいでしょう。

Midworksでの求人例を紹介

では、フリーランスのマッチングサイト・Midworksに記載されているインフラエンジニアの求人例をいくつか紹介しましょう。

・次期インフラ構築プロジェクトの上流工程
時間:140時間~180時間
単価:~850,000円/月

・IT関連業務調整、推進、要件定義
時間:140時間~180時間
単価:~650,000円/月

・金融系オンラインシステム開発支援
時間:140時間~200時間
単価:~700,000円/月

以上、ほんの一部ですが求人例を3つあげました。

これらはいずれも、インフラエンジニアのほかにプロジェクトマネージャーなど監督を請け負う職種の募集も含まれているため、高めの単価になっているようです。また、単価・年収についてフリーランスとして働く方が正社員の平均年収よりも高めになっていることがうかがえます。

大体60~70万が多い

2019年現在において、Midworksにおけるインフラエンジニアの求人では、単価は600,000円~700,000円程度のラインが相場になっています。

ただし、これらは単価の最高額であり、経験や年齢によってはこの金額より低いスタートになるでしょう。

また、インフラエンジニアの中でも業種がさまざまにあり、システムの企画、設計など根幹に携わる業務であれば最低単価は比較的高めです。運用や保守などの業務になると、最低単価は業界内でも低めのスタートとなるようです。

ただし、運用や保守もキャリアを積めば大幅な単価アップが狙えるため、着実に経験や実績を増やしていきましょう。

また、一般企業では金融系や電気機器メーカーでの需要が多く、単価も高い傾向にあります。詳しくは、下記リンクに記載されている求人案件を参考にし、自分に合う案件を探してみてください。

インフラエンジニアが必要な資格とは?

インフラエンジニアに限らず、エンジニアの仕事において資格が必須とされることはありません。どのような現場でも重要視されるのはまず実務経験です。ただ資格を持っていてデメリットになることは特になく、以下のようなメリットが多いようです。

・資格を取得するために学ぶことで新しい知識を身につけることができ、スキルアップに繋げることができる
・企業によっては資格手当などが付く場合がある

つまり実務経験を積みながら資格取得にチャレンジすることもキャリアアップのためには有用な手段となるということです。

また必要とされる資格はありませんが、インフラエンジニアに様々なスキルが必要になることは間違いありません。そしてプログラミングやネットワークに関する知識をはじめ、企業によって求められるものも大きく変化します。

そこで、インフラエンジニアが取得しておくと有利になると思われる資格をまとめてみました。スキルアップを考えている方は参考にしてみてください。

ITパスポート

ITパスポートとは、IT業界で実力を行使するべく多様な知識を習得したことを証明する国家資格です。ITについて幅広く、かつ正確な知識を身に着け、ITを有用に活用できます。ITパスポートを取得する試験は経済産業省認定の国家試験です。

そのため、試験に合格すればインフラエンジニアとして名実ともに実力をアピールすることができるでしょう。

ITパスポート試験では、IoTやAIなどの最新技術からマーケティング・財務などの経営術、さらにネットワーク、セキュリティにマネジメントまでさまざまな知識が求められます。

ITパスポートは、すでに企業でエンジニアとして活躍している人はもちろん、これから就職する学生にも注目されています。ITパスポートについて知りたい人は、下記リンクを参照してください。

基本情報技術者

基本情報技術者は、よりIT業界人として高い技術と知識を備え、さらにそれを有用に活用できる能力を示す資格です。取得すれば、システム構築において基本となるIT戦略の構築が可能になります。

さらに、よりニーズに合わせた設計の最適化、さらに高効率性や信頼性の高いシステムを作り出す能力も認められるのです。

基本情報技術者試験において得られる知識は、インフラエンジニアをはじめとしてIT業界におけるエンジニア全般の基盤となるものです。そのため、IT業界でのキャリアをスタートさせるなら、まず取得しておいて損はありません。

さらに、基本情報技術者のさらに上のランクに位置する資格が、応用情報技術者です。これは、経営における戦略も含めて理解し、分析や提案などが行えるほか、プロジェクトチームでスケジュール管理などを行える資格です。

基本情報技術者については、下記リンクで確認することができます。

CCIE(Cisco Certified Internetwork Expert)

CCIEとは、IT業界で権威を持つCisco Systems社による技術者認定試験であり、ITにおける知識や技術を証明する資格として高水準のエキスパートレベルに位置するものです。取得するには、4つの段階においてそれぞれ資格を取得している必要があります。

エントリーレベルのCCENTでは、ボーダレスネットワークやサービスプロバイダなどIT全般の基礎知識を習得します。

その次に取得すべき資格が、アソシエイトレベルのCCNAです。CCNAでは、基礎に加えて小規模なネットワークの運用、トラブル発生時に対応できる知識や技術が必要で、ネットワークについての基礎知識を得られます。

プロフェッショナルレベルのCCNPは、ネットワーク運用についてさらに大規模なものでも自ら作業を行えるレベルが求められ、CCNAを取得していないと受験できません。

そして、これらの最高位にあたるエキスパートレベルのCCIEは、IT業界の先頭を担う実力を備えていることを証明でき、世界的に通用するほどの業界での切り札となります。

MCSE(Microsoft Certified Systems Engineer)

Microsoftにおける最上位の資格とされ、取得するとインフラの設計・実装スキルを持った専門性の高いエンジニアであることが証明されます。この資格を保有しているエンジニアは、持っていないエンジニアよりも15%も多く収入を得ているとのデータもあるようです。

LPIC(Linux Professional Institute Certification)

世界最大規模のLinux技術者認定試験です。ベンダーやメーカーに依存しない中立公正な立場からLinuxのスキルを証明することができます。日本ではLinuxを導入している企業が多いため、世界の中でも日本の受験者数の多さが目立つ状況となっています。

ORACLE MASTER Platinum

日本オラクル社が定めるデータベース認定試験で、Oracleデータベースの構築・運用や適切な障害対応を実施することのできる技術者を認定する資格です。難易度はBronze、Silver、Gold、Platinumの4段階に分かれています。

AWS(Amazon Web Services)認定

Amazonが提供しているクラウド「AWS」の認定資格です。取得すると、AWSクラウドプラットフォームで稼働するアプリケーションの管理に必要なスキルと技術知識を有するエンジニアであることが証明されます。試験にはアソシエイトとプロフェッショナルの2つのレベルがあり、とくにプロフェッショナルを取得すると大きなメリットになるとされています。

インフラエンジニアの将来性

現在、インフラの分野ではAWSといったクラウドプラットフォームが主流になっています。その原因として挙げられるのは以下の2点です。

ハードウェアの管理が楽

これまでのオンプレミスの仕事では機器の点検・交換、故障の対応といったハードウェアの管理に手間がかかってきましたが、AWSなどのクラウドを利用するとハードウェアの管理はAmazon等のクラウドサービス提供者が行なってくれるので、インフラエンジニアはハードウェアのことを考えなくて済むというメリットがあります。

キャパシティー管理の自動化

インフラ利用者が増加したり、何らかの理由でネットワークのトラフィックが急激に増えたりした場合も、これまではインフラエンジニアが手動でキャパシティー管理を行いインフラの最適化を実行してきました。

しかしクラウドにするとこの手間からも解放されます。CPU使用率や負荷状況などの設定をしておくだけで、AWS等が自動でインフラリソースの増強・縮小を行ってくれるのです。

これはつまりクラウドを利用するとインフラエンジニアが常駐して対応する必要がなくなることを意味しています。そのため、インフラエンジニア自体の需要がなくなるのではないかと考える人が多くなっているのも仕方がないことなのかもしれません。

しかし、だからと言ってクラウドがすべてにおいて優位になるわけではありません。セキュリティの面でクラウドはまだまだ課題が多く、金融や個人情報を扱うケースではクラウドではなく自社運用型インフラであるオンプレミスを選択してセキュリティを強化する方法を選ぶのが一般的です。

またインフラの多くが企業の機密情報や運営に関係する企業の心臓部とも言えるほど重要な部分であるため、金融や個人情報を扱っていなくてもオンプレミスを中心にインフラ構築を行う企業や団体は存在しています。

将来的にはクラウドが進化することでさらに普及し、オンプレミスの需要は減少していくと考えられますが、金融・官公庁などの分野ではこれまで通りオンプレミスが使用されていくものと考えられています。つまり、今後はクラウドとオンプレミスのすみ分けが進行するということです。

そのときにオンプレミスにおけるハードウェアの設計、構築、運用や、ネットワークの知識、経験がモノを言うのは間違いなく、クラウドしか使えないようなエンジニアとの差別化が可能になるはずです。

ただ、今後はクラウドが中心となっていくのは間違いありませんから、特にオンプレミスを中心にやってきたようなインフラエンジニアは積極的にクラウドを活用していかなければなりません。オンプレミス構築を行いながら、クラウドにも対応できるようになれば、オンプレミス+クラウドのハイブリッドとして生き残ることが可能になるでしょう。

インフラエンジニアのキャリアパス

インフラエンジニアのキャリアパスは大きく分けて3パターンに分類することができます。

初級編

初心者からインフラエンジニアを目指す場合、まずはシステム運用・保守、ヘルプデスク、テクニカルサポートといった職種からスタートするといいでしょう。この職種の場合、面接時に専門知識が問われることはなく、実際の業務においても多くの場合においてマニュアルが用意されていますので、未経験者でも就業することが可能です。

また独学で勉強するなどして資格を取得していれば有利になるのもこの段階になります。

中級編

システム運用・保守といった段階をクリアすると、ネットワークエンジニアやサーバエンジニアへのステップアップが可能となります。ネットワークの設計・構築、サーバの構成・構築といったより専門的な知識が必要になるのがこの段階です。

カスタマエンジニアとも呼ばれ、設計書をもとにネットワークやサーバ構築のための設定ファイルの作成を行い、保守や障害対応も引き続き担当するなど業務の幅が広いのがこの職種の特徴です。

上級編

設計・構築まで出来るインフラエンジニアとして経験を積むと、プロジェクトリーダー(PL)やプロジェクトマネージャー(PM)への道が開けます。条件は上流工程にあたる要件定義を行い、設計書を作れるようになることです。

もちろんインフラエンジニアとしての知識や経験の他にマネジメント力が必要となり、高収入職となるのもこの段階からになります。レバテックフリーランスでの求人例で最後の案件として紹介した「インフラ運用部門支援案件」というのがこれです。

そしてこのレベルまで達するとPLやPMだけではなく、セキュリティのスペシャリストであるセキュリティエンジニアや、OracleやSQLなどのデータベースのスペシャリストであるデーターベースエンジニアという上級職への転身も可能になります。またその経験やマネジメント力を生かしてITコンサルタントになることもできます。

つまりシステム運用・保守を入り口に、最終的には「PL・PM」、「スペシャリスト」、「コンサルタント」といった3つのゴールが用意されているということです。自分の適性をよく見極めた上でどこを目指すのか目標を定めてキャリアプランを形成するようにしましょう。

インフラエンジニアがスキルアップしたい時におすすめの本

インフラエンジニアに大切なものは実務経験ですが、経験を積むためには独学で勉強することも大切です。ここでは初心者から上級者の方まで目を通しておいて損はないインフラ関連の参考書を5冊紹介します。

小悪魔女子大生のサーバエンジニア日記

パソコンに詳しいわけでもなければ、たぶん小悪魔でもない文系女子大生がインターネット関連企業でアルバイトをしながら学んだことをまとめた本で、もともとは同名のブログで掲載されていたものです。

サーバ技術や通信技術の基本を著者がオリジナルのイラストや図で丁寧に解説してくれていますので、これから勉強を始めるという方には丁度いい内容になっています。またエンジニアを育成する立場にある方も一読されてみてはいかがでしょうか。

インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク技術&設計入門

「ネットワークを設計する方、情報システムの提案書/提案依頼書を描く方、ネットワークの技術力を向上したい方に最適」というキャッチコピーがついている通りに、既に基礎的なネットワークの知識を持っている人におすすめなのがこの1冊です。

VLAN設計、アドレス設計、冗長化、仮想化といったサーバサイトのネットワーク構築に必要な基礎技術が詳細に解説されていますので、基礎固めの一冊として活用してください。

インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク・デザインパターン

上記の『インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク技術&設計入門』の続編です。前巻の内容が導入規模やパターン別に事例形式でまとめられています。前巻と並行して読めばより一層の理解を深めることができるでしょう。

サーバ/インフラを支える技術

上級者向けの1冊です。「止められないサービスのために今、何ができるのか」というキャッチフレーズでも分かる通り、ネットワークシステムを停止させないための技術がまとめられています。

負荷分散システムの構築&高可用の実現、パフォーマンスチューニング、そして手間を極力抑えた運用術という3つのテーマについて詳細に記載されており、経験者の方々のスキルアップにおすすめです。

Amazon Web Services 定番業務システム12パターン 設計ガイド

AWSのサービスの選び方・組み合わせ方からAWSを使った業務システムの設計までパターン別に分かりやすく説明されており、クラウド初心者からベテランまで、AWSを使ったインフラ設計に役立つ一冊となっています。これからクラウドを始めたいという方はこの1冊で決まりです。

インフラエンジニアに必要なスキル

インフラエンジニアはネットワークエンジニア・サーバエンジニア業務を軸に、インフラ全体に携わる必要があります。そのため求められるスキルも幅の広いものになりますが、大別すると2点にまとめることができます。

・インフラ全般の知識と技術
・コミュニケーションスキル

ではそれぞれみていきましょう。

インフラ全般の知識と技術

インフラ全体の設計・構築・運用が基本となるインフラエンジニアにとって、ネットワークやサーバに関する知識・技術は必須項目になります。サーバの運用・保守から、構築、キャパシティの管理まで一通り経験していないと要件定義や安定したサーバの構築は行えないでしょう。

またLinuxやUNIXなどのOSの知識、Apacheなどのミドルウェアの知識、C言語やPHPなどのプログラミング言語、OracleやSQLなどのデータベースの知識は必須となることが多くなっています。そして近年、クラウドが普及し始めていることもあり、これからは仮想化技術も必須となるかもしれません。

一つずつ列挙していくとキリがないインフラエンジニアの世界ですが、まずは興味のあるところから始めて徐々にスキルを付けていくといいでしょう。

コミュニケーションスキル

インフラは基本的にはチームで行うものです。ですのでチームとして協調する力、しっかりとコミュニケーションをとる力などの柔軟性が求められます。またリーダーになればチームをまとめる統率力やクライアントとの折衝力、他部署も含めてマネジメントする力が必須になるので、PLやPMを目指すのであれば高いコミュニケーションスキルがあるに越したことはありません。

もちろん完璧な人間はいませんので、最初から100点を目指すのではなく出来るところから着実に経験を積み上げていくことをおすすめします。そして何よりも大切なのは失敗しても簡単に諦めないことです。誰にでも間違いはありますので、失敗を通じてインフラエンジニアとしてのスキルを身につけていきましょう。

インフラエンジニアのやりがい

ここまで少し長めにインフラエンジニアについて見てきましたが、最後に簡単にインフラエンジニアという職種のやりがいをまとめたいと思います。

専門性を武器にすることができること

インフラエンジニアの仕事は知識と経験が求められます。サーバやネットワークの知識だけではなく、それらの技術を繋ぎ合わせてインフラを安定稼働させることは一朝一夕には実現できません。

そしてインフラが不具合を起こした場合には、どこに障害が起きているのか論理的に考えて仮説を積み上げる思考力も必須となります。勉強をして経験を積めば積むほど強みを持つことができるのです。

社会的になくてはならない仕事だということ

情報化社会と言われている現代では、インフラはその名の通りありとあらゆる場所で土台となっているものです。インターネットインフラ、病院の医療情報インフラ、空港の航空管制インフラなど障害が発生するだけで私たちの日常生活は立ち行かなくなってしまうでしょう。

社会の利便性や安全性は私たちが思っている以上にインフラに依存しています。つまりインフラエンジニアは社会貢献度が高い仕事と言えるのです。

キャリアアップすれば高収入になること

インフラエンジニアの平均年収は極めて平均的な数字となりました。しかしスキルを身につければそれが確実に収入に直結する仕事です。PLやPMになることができれば平均年収の何倍もの金額を稼ぐことも可能になります。

さらにはクラウドの普及もありインフラエンジニア自体のあり方も変わりつつあります。クラウドをマスターすればさらに柔軟な働き方ができるかもしれません。上級職への道は平坦ではありませんが、やりがいがある仕事であることに変わりはありませんので皆さんがんばってチャレンジしてみてください。

【PR】フリーランスでも正社員の福利厚生を受けられるってホント?




「フリーランスに興味はあるけど、仕事があるか心配」
「個人事業主になると、福利厚生受けられないんでしょ?」

そんなあなたにおすすめなのが、正社員並の福利厚生を受けられるサービス「ミッドワークス」です。

ミッドワークスは正社員同等の福利厚生を備えたエンジニアのためのサービスで、保有案件は3000件以上、平均単価を238万円もアップさせる実績をもったサービスです。(2019年時点)

案件がない期間も一定以上のスキルがあると判断された場合は、なんと給与の8割が保証される給与保証サービスが存在するので、安定して自分らしく働くことが可能です。

リモート案件も多く取り揃えているため、自由に働きたいあなたにはぜひおすすめです。

給与保証と業界でも低いマージン率

案件単価は公開されていて、マージン率は15~20%。保障制度を活用すれば実質的に10%近くまで下げることも可能です。

さらに給与保証もしています。マッチする案件のない時期でも、スキル次第で推定給与の8割を支給しています。

リスクを抑えてフリーランスにチャレンジしてみませんか?

多くの利用者から口コミを頂いています




カテゴリ一覧

60秒でできる
無料会員登録
簡単! 無料会員登録はこちら