最終更新日時:2019年02月07日

Rubyエンジニアに将来性はある?メリットや需要を解説

ベンチャーに人気のRubyですが、最近はPythonの人気もあり、将来の需要が不安だという人もいます。フリーランス向けの案件データなども参考に、Rubyの将来性を探ります。独立やフリーランスになるのを考えている方の参考になれば幸いです。



Rubyとは

RubyはMatzことまつもとゆきひろ氏が作ったオブジェクト指向のプログラミング言語です。名前からもわかる通り日本人が考案した言語で、日本初のプログラミング言語という説明がされることが多いです。

プログラミングをもっと楽しむことを第一目標として開発され、初心者向けの言語として高い人気を誇っています。挫折率が低いと言われる一方、大規模システムへの採用は避けられることが多いです。

Rubyが初心者向けのおすすめプログラミング言語と言われる理由

Rubyは初心者向け言語としての人気が高いです。なぜでしょうか。

将来性を考える前に、一度プログラミング未経験の人におすすめな理由を簡単に説明します。経験者は読み飛ばしてください。

Rubyが初心者におすすめな理由1:日本語や英語に文法が近い

プログラミングがとっつきにくい理由として、文法がわかりにくいということがありました。C言語のような難しい言語は暗号解読のようになってしまうので、初めての人には非常にハードルが高いです。

一方Rubyは我々が普段使う言葉に近く、直感的に理解しやすくなっています。日本語に似ていると言われますが、英語の学習サイトでも英語に似ていて読みやすいと紹介されています。

筆者も英語に似ていてわかりやすいと感じました。

Rubyが初心者におすすめな理由2:情報量が多い

プログラミングを勉強する上で必須になるのが情報収集です。環境構築から度重なるエラーまで、壁にぶつかるたびにインターネットを駆使して解決策を探さなければなりません。

海外の言語だとどうしても公式や最新の情報が英語になってしまうことがあり、二重に難しくなってしまいます。対してRubyは日本でできた言語なので、日本語で探せる情報が多いです

RubyKaigiというイベントも日本で開催されており、Matzを含めさまざまな技術者が登壇します。参考に2018年の参加レポを貼っておきますので、気になる人は読んでみてみてください。

実務未経験でもRuby(Rails)でフリーランスエンジニアになれる?

最近初心者向けプログラミング言語としてRubyが有名になり、独学で習得した後そのままフリーランスとして仕事をしている人も出てきました。

もちろん未経験からそのままフリーランスということもできなくはないですが、難易度は高くなります。Gitなどを使ったチーム開発への慣れも必要です。

Midworksでは基本的に実務経験者向けの案件を取り扱っています。プログラミングスクールをはじめさまざまな学習方法がありますので、自分に合った方法で勉強を進め、まずは一度エンジニアとして就職してみてください。

Rubyの需要やフリーランスからの人気が高い理由

Rubyと同じくらい有名なのがフレームワークのRuby on Railsです。簡単にWepアプリが作れるということで、人気が高いです。

Ruby・Railsともに特にベンチャー・スタートアップで人気が高く、Rubyを採用したベンチャーが成長することによりRubyエンジニアへの需要が生まれました

また、先述のとおり初心者向け言語として挙げられることが多く、ほとんどのプログラミングスクールやオンラインコースで提供されています。この影響で新人エンジニアがRubyエンジニアであることが多く、採用上のメリットもあります。

初心者向け言語としてはPHPやPythonもおすすめされることがあります。

Ruby on Railsを使ったプロジェクトが多い

Ruby on Railsを使ったサイト例として、国内ではクックパッドや食べログが良く上げられます。このほかにもRailsを採用した企業は多く、メジャーなフレームワークになっています。

既にRailsを使っているため、保守やアップデートでもRubyが使われ、Rubyエンジニアが増えるので新しいアプリの開発もRubyで行われるというサイクルができます

海外のスタートアップでも使われている人気言語

また、Railsフレームワークは海外でも人気が高いです。Scaffoldという機能を使って一瞬でサイトを作るという、Railsの便利さを紹介する動画がありますが、それも外国人によるものです。

有名なRailsチュートリアルも外国人が作り、日本語に翻訳されました。AirbnbのシステムはRailsを使うことで1人で作ったというのも、よく知られています

Rubyの人気

ここまでRubyは人気があると言ってきましたが、本当にそうなのでしょうか。検索数、案件数、エンジニア数から調べてみましょう。

検索数から見るRubyの人気と将来性

Rubyエンジニアに将来性はある?メリットや需要を解説
こちらはグーグルトレンドという、検索数がわかるサイトです。途中データの集計などに変更があり、完全に正しいデータとして扱うことはできませんが、比較するには十分です。

これを見てもわかるように、2000年台中盤からRuby人気が上がり、今ではC言語と同程度の検索数になっています。直近ではPythonが成長しているのがわかります。

フリーランスエンジニア向けサイトの公開案件数から見るRubyの人気と将来性

次に、案件数からRubyの人気と需要を見てみましょう。今回はMidworksの公開案件数をデータとして使います。
言語案件数
Ruby122
Python65
Java664
C言語12
公開案件数ではPythonの約2倍、Javaの約5分の1、C言語の約10倍という結果になりました。検索数ではJavaとPythonの4分の1でC言語と同じくらいという結果だったので、大きく違うのがわかります。

また、あくまで公開案件の数だということにも留意してください。エージェントは非公開案件の扱いが多くなっているので、実態とは少し違う可能性はあります。

Javaは長く使われてきただけあり、やはり数が多いです。Pythonよりも2倍の案件数があるという点は、検索での人気を考慮すると意外かもしれません。やはりエンジニアの数が多いことなどが要因として考えられます。

新しい開発案件も多く、今後も安定的な需要が予想できます。

フリーランス向けサイトの登録者から見るRubyの人気と将来性

検索数と案件数では、人気に大きな違いがみられることがわかりました。では、今度はエンジニア数を見てみましょう。

今回はクラウドワークスの登録者数を参考にします。クラウドワークスは最近人気のクラウドソーシングサイトの1つで、フリーランスエンジニアの多くが登録しています。
言語登録者数
Ruby4274
Python4728
Java12383
C言語8507
こちらも大きな違いが見られました。特筆すべきはJavaとの差です。

検索数や案件数では8倍や5倍といった大きな差だったのに対し、登録者数では約3倍と、差が縮まっています。やはり新しく学ぶ人やフリーランスからは、RubyやPythonが人気のようです。

C言語もRubyの2倍でJavaの3分の2と、他の2指標と比べて多くなっています。やはり歴史が長いことによる影響だと考えられます。最近ではブロックチェーン技術でC系の言語への回帰も見られています。

Ruby(Rails)エンジニアの将来性は?

Rubyの案件・エンジニアの数は多く、メジャーな言語の1つとして定着していることについてはがわかりました。

しかし、今後はどうなるのでしょうか?今人気でも、将来性が低いのであれば新しい技術を習得すべきでしょう。

Microsoftが発表したデータによると、RubyはGitHubの人気言語10位にランクインしているとのことです。GitHub自体もRubyでできており、今後も生き残る可能性は高い言語の1つと言えます。

Ruby(Rails)の在宅案件は少ない?

おそらくフリーランスエンジニアが気になることの1つが、「在宅案件はあるのか?」ということです。PC1つで仕事ができる職業で独立したのですから、自分の好きな場所で自由に働きたいと考えるのは当然のことです。

しかし、実際のところRubyの在宅案件は多くありません。その理由はRubyの思想にあります。

Rubyはプログラミングの楽しさを追求した言語ですが、同時にスピード感を重視した開発に向いた言語でもあります。アジャイル開発で用いられることが多く、大規模システムで使われることは、他の言語と比べると多くありません。

しっかりとした仕様書がなくどんどん機能・仕様が変わるアジャイルの開発手法では、同じ場所で働き即反応できるというのがメリットになるため、どうしてもリモートの募集は少なくなってしまいます。

Ruby(Rails)に週2・3日の案件はある?

週2・3日でできる案件も、やはり少ないです。ないわけではありませんが当然人気も高く競争が激しいため、公開募集で探すのはむずかしいでしょう。

既に取引のある会社に話が来ることはありますし、スキルが高ければ逆に売り込むこともできます。ダメ元でも一度相談してみることをおすすめします。

Ruby(Rails)の単価・月収相場はどれくらい?

Rubyの案件単価では、1か月40万ほどのものから100万超のものまで、幅広い案件があります。案件検索でRubyを探していただけばわかりますが、7・80万円の案件は多くあるので、会社員として働くよりも収入が増える可能性は高いのではないでしょうか。

Ruby(Rails)の高単価案件を獲得するのに重要な4つの要素

単価1人月40~100万以上とさまざまな案件があること書きました。しかし、70万円の案件を受注する人と110万の案件を受注する人の違いは何なのでしょうか。

Rubyフリーランスエンジニアとして高単価案件を契約するために、経験しておきたいこと・積んでおきたい実績を紹介します。

専門知識

まずは何はともあれ知識です。スキルの高い人は知識も多いことは言うまでもありません。英語が苦手でも最新情報は常に追いかけていく必要があります。

もっともRubyは日本発の言語ですから、他の言語と比べると最新情報にキャッチアップするのは簡単なはずです

また、定期的に知識のアウトプットをしておくことも大切です。Qiitaなどに記事を書いておけばそれを見て引き合いがあるかもしれませんし、自分のスキルを見せやすくなるので、案件を得やすくなります。

大規模システムの開発経験

大規模システムの開発経験も重要です。Rubyは大規模システムに使われることは少ないと言いましたが、AirbnbやGitHubのような世界的なシステムに使われているのも事実です。

アプリやサービスを作る以上、より大きくしていくことは常に目標の一つになります。分散処理などサーバー負荷に配慮したコーディング・システム設計の経験があれば、魅力的な人材と判断されるでしょう

もちろんやったことをしっかりと説明できるようにしておくことも必要です。折角の経験ですから、アピールポイントとして活用しましょう。

上流工程やプロジェクトマネジメントの経験

大規模システムの開発経験に似ていますが、上流工程やプロジェクトマネジメントの経験もあるといいでしょう。アジャイル開発であれば、システムを作る意図や使われ方を考えながらプログラミングをすることになります。

上流工程の経験が豊富なら仕様策定の時点で問題を減らすことができますし、チームで開発を行うのであれば、マネジメント経験は絶対に役立ちます。

さまざまな経験から失敗やトラブルを予測し先回りで対処できれば、自分の評価を上げるだけでなく、仕事量を減らし結果として時給を上げることができるでしょう。

完全な個人でのアプリ開発経験

最近多くなったプログラミングスクールなどのエンジニアの育成プログラムで多く取り入れられているのが、オリジナルアプリを作るというものです。

しかしここでいう個人での開発経験は、これらのカリキュラムとは違います。なぜなら、これらのプログラムではメンターがつき、エラーやわからないことがあればいつでも聞くことができるからです。

もちろん1人でやっていてもネットで他の人に聞くことはできますし、そうすべきです。しかしそもそもどう調べるか、誰に聞くかというところから考える必要があり、問題解決力が鍛えられます。

Rubyは将来性のある言語だが先端技術ではPythonに遅れ

Rubyがオワコン、未来がないという意見でよくみられるのが、新しい技術への対応が遅れているという点があります。実際、データサイエンス、AI、ブロックチェーンなどの領域では、Pythonに水をあけられています。

とはいえ人気ランキングなどでは今でも上位に入り、非常に人気の高い言語であることは、間違いありません

フリーランスでも正社員のような保障が受けれるって知っていますか?

エンジニアがフリーランスを目指すときに気になるのが、社員だからこそ受けられたさまざまな福利厚生。Midworksは独自の補助制度で、独立のリスクを最小限に抑えます

本来は正社員しか使えないリロクラブが使えたり、会計ソフトのfreeeが無料で使えるといったサポートがあります。

給与保証と業界でも低いマージン率

案件単価は公開されていて、マージン率は15~20%。保障制度を活用すれば実質的に10%近くまで下げることも可能です。

さらに給与保証もしています。マッチする案件のない時期でも、スキル次第で推定給与の8割を支給しています。

リスクを抑えてフリーランスにチャレンジしてみませんか?






60秒でできる
無料会員登録