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更新日:2020年08月28日

IoT事例6つ|農業・ドローン・医療・自動販売機など

記載されている内容は2020年08月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

IoT(Internet of Things)が徐々に広まりつつある状況ですが、フリーランスとして具体的にどのような事例が存在しているのか把握しておきましょう。曖昧な理解でプロジェクトに参加した場合に戸惑ってしまうかもしれません。まずは概要から見ていきます。

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IoT事例6つ|農業・ドローン・医療・自動販売機など
IoT(Internet of Things)が徐々に広まりつつある状況ですが、フリーランスとして具体的にどのような事例が存在しているのか把握しておきましょう。曖昧な理解でプロジェクトに参加した場合に戸惑ってしまうかもしれません。まずは概要から見ていきます。

IoTとはその名の通りモノとインターネットを結ぶ技術です。今まではパソコンやスマートフォンといった通信機能を備えた機器とインターネットが繋がっていましたが、通信機器の発達により他の機器でもインターネットに繋ぐことができるようになりました。またIoT用の新しいデバイスも開発されています。分野はとても広範で、個人的な用途のものから産業用機械まで幅広く適用されている状況です。

これからより革新的なアイデアが生まれればインフラにも影響を与えることになるかもしれません。実際に既に実施されている事例を挙げると電力事業におけるスマートメーターの導入があります。これは電気の使用量データとして電力会社が集約できるシステムで、電力盤の検針作業を不要にしたり電力供給会社を選ぶ事ができるようになるのです。電力自由化を見越した大きなプロジェクトと言え、新電力に関係する方にとってはインフラの1部を担っている機器と言えるでしょう。

あらゆるものをインターネットに繋ぐことでこれまでの暮らしを一変させるIoTについて、より理解を深めるためにも具体的な事例を紹介していきます。もしかしたら自分の技術を生かせる分野が見つかるかもしれません。

IoT事例1「無人自動運転」

IoT事例6つ|農業・ドローン・医療・自動販売機など
農業という大規模な生産事業には自動化が欠かせません。そこで生み出されたIoTがGPS自動走行システムの導入です。実際にこの技術の完成を目指している企業としては「日立」「クボタ」「JAXA」などの大企業が名を連ねています。それぞれのケースを見ていきましょう。

日立の社会イノベーション・プロジェクト本部は総務省委託事業としてヤンマー、日立造船と協力してオーストラリアで実証実験を行いました。無人のトラクターを複数の人工衛星と連携して無人での運転に成功しました。その誤差はわずか5cmとのことです。極めて正確な測位に成功している事から大規模農場だけでなく、小さな農場でも実現できるかもしれません。農業において少量であっても収穫作業は非常にきつい労働です。収穫という負担の大きい仕事をしなくても良い世界が訪れるのも遠くないのかもしれません。

クボタも日立と同様に自動運転トラクターを開発しています。まずデータを入力し、そのデータに基づいてGPS制御されたトラクターが自動で制御されるというシステムの完成を目指しているのです。無人運転トラクターの名前は「ファームパイロット」と名づけられました。農業人口が減少し農機の需要が減る中での試みでもあるので、クボタ自身の経営にとっても大事なプロジェクトです。

JAXAはそうしたトラクターの測位精度を高める側の立場に立っています。通常のGPS衛星ではなく準天頂衛星「みちびき」を利用してより実用的な測位信号の確立に尽力しているのです。これまでのGPS信号は障害物に弱く測位できない場合もあったのですが「みちびき」による実験用信号であるLEX信号を使えば問題無く測位できることが分かりました。高精度で信号の強度も信頼できるため、もしかしたら将来的には測位にLEX信号を使うようになるかもしれません。いずれにしろJAXAは位置情報を活用した自動制御運転の分野において鍵を握る存在と言えるでしょう。

IoT事例2「ドローンによる農地分析」

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日本の農業におけるIoTの事例は必ずしも進んでいるとは言えない状況です。北海道で徐々に取り組んでいるぐらいで、まだまだ発展途上というところかもしれません。そこで外国の状況を見てみましょう。特に大規模農場が多いアメリカの事例には目を見張るところがあります。

アメリカではドローンを使ってリアルタイムな農地の状態の分析を進めています。上空から農地を撮影し、その映像を分析することで現在の農地がどのような状態なのかを判断できるようなシステムを構築しているのです。その分析結果によって現在作物がどこまで育っているか、土壌の状態は良いか悪いか、といったことが分かるため結果的に収穫量の増加が期待できます。また、ドローンだけでなくこうした分析を衛星画像から行うサービスも既に実際に行われているのです。

さらに農家からデータを集約し、適切なアドバイスを伝えるというアナリティクスなサービスもされているため、実際にIoTを活用している状況と言えるでしょう。データ取得とその分析、さらには分析結果を利用した改善方法の提示といった高度なIoT産業が形成されているのです。アメリカにとって農業は一大産業なので需要が大きいということも発展を促す要因なのかもしれません。これらの事例はJETROが公表している以下の資料で見ることができます。

JETRO:米国における農業とITに関する取り組みの現状(2016年4月)
https://www.jetro.go.jp/world/reports/2016/02/da9e8f3532003856.html

アメリカ以外に農業のIoTに力を入れている国としてオランダを挙げることができます。オランダでは作物の自動管理とデータ蓄積と解析に積極的です。実際にルーマニアのジャガイモ農場で環境データを収集し解析するという実験も行い、その結果を農家に販売するという事例もあります。未来においてオランダの企業が有するビッグデータを日本の農家が利用することになるかもしれません。

IoT事例3「医療」

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IoTは医療でも大きな広がりを見せています。医療において大事な患者の健康状態を測定する機器は既に複数発売されている状況です。他にも様々な点で医療分野のIoTサービスが始まっているので見ていきましょう。

成功した事例としてはブレスレット型のウェアラブルデバイス「FitBit」があります。Fitbitは手首に巻きつけるタイプのウェアラブルデバイスで、食事、体重、睡眠といった生活の記録を行う機械です。また、心拍数の計測やGPS機能も備え付けているため総合的な健康管理機器と言えるでしょう。バッテリーの持ちも比較的長く十分に実用することができます。

FitBit
https://www.fitbit.com/jp/whyfitbit

現在日本では損保ジャパン日本興亜やひまわり生命保険、伊藤忠などがFitBitを導入する試みを実施しています。もしこうしたデバイスが一般化すればウェアラブルデバイスにより健康を管理する未来が訪れてもおかしく無いでしょう。

他の事例として偏頭痛改善アプリ「Migraine Buddy」も1つのIoTの事例として挙げられるでしょう。これはシンガポールのHealint社が開発したアプリで、偏頭痛データを収集して原因特定を目指すというものです。原因の分かり辛い偏頭痛という悩みに焦点をあてたアプリで、ログが蓄積すれば適切な対処法が直ぐにわかるようになるかもしれません。

IoT事例4「身近なIoTの電気ポット」

IoT事例6つ|農業・ドローン・医療・自動販売機など
実際に身近なIoTの事例として象印の「みまもりほっとライン」というサービスがあります。これは象印のポットとインターネットを繋げた形のIoTで、電気ポットの使用状況を閲覧できるというものです。例えば高齢の親の家にポットを設置し、離れて暮らす子がそのログを閲覧するという使い方になります。これにより子は親の異変に気づくことができますし、また安心して生活することもできるでしょう。ちなみにこのサービスは2001年3月から開始されている歴史のあるサービスでもあります。

象印:みまもりほっとライン
http://www.mimamori.net/

見出し6:IoT事例5「購入者情報に基づく自動販売機」

IoT事例6つ|農業・ドローン・医療・自動販売機など
IoTは自動販売機の売上向上にも役立っています。コンビニやスーパーにはPOSシステムがあり利用者の購買傾向を簡単に知ることができ、流動的な仕入れが可能ですが自動販売機の場合は統計を取るのが難しい状況でした。そこでSuicaによる購入者の情報収集というIoTが生まれたのです。これによりその土地土地の自動販売機における購入者の属性が分かり、ニーズを満たすような商品を陳列したところ売上が大きく伸びた例もありました。いわばPOSの延長線上にあるIoTですが、それでも大きな利益を生むことができるという事例です。

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