最終更新日時:2019年01月24日

開業届は必要な点に注意!青色申告を始めるための手続き3つ

青色申告を知っていますか。青色申告とは確定申告の制度ですが、税制面で大変大きなメリットがあります。青色申告するためには開業届やその他申請も必要です。ここでは青色申告するための開業届の提出方法や注意点、その他手続き、青色申告で受けるメリットについてご紹介します。



青色申告とは

開業届は必要な点に注意!青色申告を始めるための手続き3つ
青色申告を知っていますか。青色申告とは確定申告をする場合の制度で、一定水準で記帳を行いその記帳に基づき確定申告をする場合に特別控除を受けることができたり必要経費算入ができたりする制度です。

確定申告は1年間の所得を計算して申告することで、それによって税金を正しく納めたり、また還付金をもらったり、また翌年の住民税の算定などに使用されたりします。ここでは青色申告についてメリットや手続きなどを紹介します。

青色申告と白色申告の違い

開業届は必要な点に注意!青色申告を始めるための手続き3つ
青色申告に対し白色申告というものがあります。おおまかにいえば、確定申告する場合は青色申告以外は白色申告です。青色申告は税務署にあらかじめ申請する必要があり、日々の帳簿記録に基づいて申告しそれによって享受できるメリットが多いのに対して、白色申告は申請手続き不要で単式簿記ですが税制面のメリットはありません。

手間の上で白色申告の方が簡単ですが税金面優遇で青色申告の方がはるかにメリットが多いです。

青色申告を利用するためには開業届が必要

青色申告をするには、開業届や青色申告承認申請書などの届け出が必要です。また、青色申告承認申請書については申請をして税務署からの承認を得なければ、青色申告はできません。開業届とは新たに事業開始した場合に、税務署に提出するもので、開業から1カ月以内に出さなければなりません。

税務署とはその事業を行っている所轄の税務署です。手数料はかからず、開業届については審査はありません。

青色申告を始めるための手続き3つ

開業届は必要な点に注意!青色申告を始めるための手続き3つ
ここまで青色申告とは何か、また青色申告と白色申告の違いについてみてきましたが、実際に青色申告を始めるためにはどういった手続きが必要なのでしょうか。青色申告は突然やりたくてもできるものではなく、一定の手続きを経て承認されなければできません。ここでは青色申告を始めるための開業届や青色申告承認申請書の提出などの手続き3つをご紹介します。

手続き1:開業届を作成する

青色申告をするためには、まずは開業届を所轄の税務署に提出します。前述にもありますように事業を開始してから1カ月以内に開業届を税務署に提出する必要があります。開業届の提出方法は郵送または持参です。開業届を提出する手数料は無料、審査はなく開業届の提出のみで大丈夫です。

青色申告したい場合に開業届を記載する際に注意が必要なのが、「開業・廃業に伴う届出書の提出の有無」欄の記入で、ここには〇をつけます。

手続き2:税務署へ提出

青色申告するためには開業届を税務署に提出します。提出は持参でも郵送でも良いですが、納税地の所轄の税務署に行います。また税務署に提出する際には手数料は無料で、申請のみで承認は不要です。開業届記載上注意するのは消費税に関する部分です。

消費税に関する「課税事業者選択届出書」は、免税事業者選択の場合「無」に〇をつけ、仕入の消費税が売上の消費税より多い場合に課税事業者を選択すると還付を受けることができます。

手続き3:青色申告承認申請書を作成し提出

青色申告をするためには開業届を提出するだけでなく、青色申告承認申請書の提出が必要です。提出期限は青色申告をはじめる年の3月15日までで、所轄の税務署に窓口または郵送で提出します。この申請には税務署の承認が必要で、青色申告承認を受けようとする年末までに却下の知らせがない場合には承認されたものとみなされます。

開業届は承認が不要なのに対し青色申告承認申請書は承認される必要がある点が違います。

青色申告のメリット6つ

開業届は必要な点に注意!青色申告を始めるための手続き3つ
ここまで青色申告と白色申告の違いや青色申告をするために手続きについてご紹介しましたが、青色申告する場合には税金面におけるメリットがあります。ここでは青色申告をした場合のメリット6つをご紹介します。青色申告は手続きが大変ですが受けるメリットは大変大きなもにですので、これから青色申告をしようか検討中の方はぜひご参照ください。

メリット1:所得控除

青色申告の上で最もメリットがあるのが所得控除を受けることができるという点です。青色申告をすると、何もしなくても10万円の所得控除がもらえる上に、貸借対照表作成によって65万円の所得控除を無条件に受けることができます。

個人事業主にとっては、無条件に65万円もの金額を所得控除できるのはとてもありがたいメリットだといえます。

メリット2:赤字の差し引き

開業届は必要な点に注意!青色申告を始めるための手続き3つ
所得控除の次に大きな青色申告のメリットとしてあげられるのが、赤字の差し引きです。青色申告した場合には今年の赤字分を来年以降に繰り越すことができます。事業をしている場合には最初は赤字で次年度から利益が発生する、または赤字と黒字を繰り返すことがあります。

そのような場合に青色申告の場合は赤字分を3年間繰り越すことができます。なかなか利益が上がらない事業主にとってとても大きなメリットだといえます。

メリット3:家族への給与を経費にできる

青色申告のメリットとしてあげられるのが、家族への給与を経費にすることができるという点です。個人事業者では家族で生活費か給与かの区別が難しく、通常は生活費として渡したものも給料として扱われます。しかし、青色申告をしていると労働の対価として支払った家族への給料を経費にすることができます。

ただしそのためには「青色事業専従者給与に関する届出書」という書類を税務署に提出しなければなりません。

メリット4:30万未満の資産取得

青色申告のメリットとしてあげられるのが、30万円未満の資産を取得した場合にその購入金額を経費にすることができるという点です。

また、青色申告することによって、一定の機械装置や工具、器具備品、ソフトウェア、輸送用車両を取得した場合には、取得価格の30%を特別償却できたり、取得価格の7%を税金から控除できたりするメリットがあります。

メリット5:雇用者数が増えた場合の控除

青色申告のメリットとしてあげられるのが、雇用者数が増えた場合に受ける税金控除です。雇用者数が5人以上増えた場合には20万円×増加した雇用者数の税金を控除することができます。また、中小企業の場合には2人以上の増加によってこの控除を受けることができます。

メリット6:売掛金や未収金がある

開業届は必要な点に注意!青色申告を始めるための手続き3つ
青色申告のメリットとしてあげられるのが、売掛金や未収金がある場合に受けることができる控除です。青色申告をしていて売掛金や未収金がある場合には、貸借対照表の12月末残高に5.5%を掛けた金額を控除できます。

商売をしている上で年末時点で売掛金や未収金が発生する場合はあるでしょうから、その点でこのメリットは大きいです。

開業届を書くときの注意点

開業届は必要な点に注意!青色申告を始めるための手続き3つ
ここでは開業届や青色申告承認申請書を書く場合の注意点をみていきます。まず開業届を書く場合は、前述にもありますように「開業・廃業に伴う届出書の提出の有無」欄の記入で〇をつける点と、消費税に関する「課税事業者選択届出書」で免税事業者を選択する場合に無に〇をつけることです。

課税事業者選択届出書では、仕入に支払う消費税が売上で受け取る消費税より多い場合には課税事業者を選択すると還付を受けることができます。

青色申告承認申請書を書くときの注意点

青色申告するためには青色申告承認申請書の届け出が必要です。青色申告承認申請書は、青色申告承認取り消し通知をうけたり、いったん青色申告の取りやめ届け出をした場合にはその後1年以上経過していないと承認されません。

また、青色申告を始めようとする年の3月15日までに提出しなければなりませんので注意が必要です。

青色申告を始める時は開業届も忘れずに提出しよう

いかがでしたか。青色申告とはどのような申告で、青色申告に必要な届け出がわかっていただけたでしょう。事業を開業した場合は青色申告によって税制面で大きなメリットがありますのでぜひご検討ください。

ただし、提出しなければならない帳簿書類が多く手間はかかるため会計ソフトなどを利用してみるのも良いでしょう。

青色申告をしたいという方は、開業届や青色申告承認申請書などの届け出を忘れずに期限までに提出しましょう。

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